テクノロジー「最古の最新便所」
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【清潔トイレ】
現在確認されてる世界最古の便所は
紀元前2200年前までさかのぼり
メソポタミア文明のアスマル遺跡に
設置されてた物です。
この便所の構造は
レンガをコの字に積み上げて
そこを便座として座り用を足し
水をバケツで汲んで流してました
流した汚物の行き先は
既に都市の地下に設置されてた
下水道に流れて行き
その後川に放流されたそうです。
この世界最古の最新便所は
王様の宮殿に6か所もあり
その他5か所の浴室まで設置されてて
水を豊富に使う清潔な時代でした。
次に紀元前2000年~1400年に
ギリシャのミノア文明の便所で
コの字の台に木の便座を付けた物が
発掘されました
しかしこの便所があった場所は
これも王様の宮殿で民家に無く
一般市民の排泄方法は
街中で垂れ流してたそうです。
そのせいで都市が凄く不衛生で
チフスや天然痘などの病気が
しばしば蔓延してしまい
たくさんの死者を出したそうです。
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【トイレの衰退】
紀元前500年前のローマ時代
都市の地下に全民家に繋がる
網目の様な下水道が作られて
生活排水を自由に流せました。
この下水道と豊富な水を使い
長椅子の下に穴をあけた
公衆便所が作られたり
銭湯なども作られてたのです。
生活排水を好きなだけ流しても
全然平気な巨大な下水道は
クロアカマキシマと呼ばれてて
現代でも通じるほどでした。
ところが古代ローマが崩壊後の
紀元後476年からトイレの発達が
1000年間ストップしてしまい
トイレの文化が無くなったのです
1800年末までヨーロッパでは
バケツに用を足してそれを窓から
投げ捨てるという事がされてて
とても不潔な時代でした。
そのせいで黒死病が流行し
たびたびパンデミックが発生して
大量な死者を出し食糧不足になり
最悪な都市状況だったそうです。
日本最古の便所は
飛鳥時代の592~710年に登場し
この便所がなんと水洗式で
大名の城にありました。
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【世界最高のトイレ】
この頃の日本の一般市民の便所は
川に突き出した小屋を設置して
そこで用を足して川に流し
お魚の餌になってたようです。
平安時代になると「ひばこ」という
持ち運び便所がありましたが
市民が路上で用を足してたようで
街中が地獄絵図になってました
1596年ヨーロッパで排水溝式の
近代的な便所が発明されて
宮殿に設置されましたが
流すのに28Lもの水が必要でした。
しかも排水溝が一直線で
水で流しても香りが逆流してしまい
一般家庭に広がる事が無く
宮殿だけの設置になったのです。
その後1775年のスコットランドで
香りが逆流しないS字型の排水溝の
水を自動で流せる便所が誕生し
飛躍的な進化をとげました。
明治時代ボットン便所が普及し始め
1917年東洋陶器と言う現在のToToが
日本初となる腰掛タイプの
洋式トイレを発明しました。
現在の世界最高の便所が日本の物で
自動便座開閉やウォシュレットや
便座を温めたり音楽が鳴ったりと
至れり尽くせりの便所になってます