人は1人では生きていけません。
少なからず誰かに頼り頼られて生きているものです。
前回は囚人のジレンマについて記事を書きました。
ぜひ前回の記事を読んでから今回の記事を読んでいただけると幸いです。
今回は、前回の最後に書いた
相手に協力するか協力しないか
どちらが最善の選択なのか
について書いていきたいと思います。
まず正解を書く前に、ゲーム理論をご紹介します。
ゲーム理論
アクセルロッドという学者は、囚人のジレンマを理解したうえで
「囚人のジレンマが何回も繰り返されたら、どうなるのか」
という疑問を持ちました。
そこで彼は、コンピューターのプログラムを募集しました。
すると14名の専門家からの応募がありました。
14のプログラムと別に、協力と非協力を50%ずつランダムで提示するプログラムを加えました。
この15のプログラムを総当たり戦で200回行いました。
どんなプログラムが勝利したと思いますか?
結果は、とてもシンプルなプログラムでした。
それは
「最初は、協力をだす。その後は相手の1つ前の行動をする」
というプログラムでした。
その後、今度は世界中から63のプログラムが届き同じ実験を行いました。
しかしその結果勝利したのは、同じプログラムでした。
「最初は、協力をだす。その後は相手の1つ前の行動をする」
このプログラムなのです。
結果を踏まえて
この結果は、人間関係にも応用できる考え方です。
前述した「相手に協力するか協力しないか」
の問いの答えは、
まず相手に協力する。
そして相手の対応に対してこちらも同じ対応をする
です。
例えば、新しく知り合った友達Aさん
どんな相手か分からない
信用していいのかな・・・。
そういう時はまず信用しましょう。
もちろんそのまま自分にとって良い人であればベストですが、
もし良い人でなければ、自分も裏切ればいいのです。
もちろん騙されることもあるでしょう。
傷つくこともあるかもしれません。
それでもまずは最初、相手のことを信じることです。
最終的に人生をトータルで振り返ると
ステキな人達に囲まれていると思います。
人のことを信じることが一番自分にとってメリットがある。
もし悩みがあるのなら人に相談してみましょう。
きっと未来は明るいものになると思います。
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読んでくださりありがとうございました。