短期集中レッスン(2カ月半)でABRSMの音楽理論グレード5にDistinctionで合格!

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音声・音楽

英国王立音楽検定(ABRSM)のオンライン試験が、今年から日本でも始まりました!

音楽理論(Music theory)はグレード1~5までが、ご自宅のパソコンからオンライン受検することが可能になりました。


英国王立音楽検定(ABRSM)とは?

ABRSM(英国王立音楽検定)とは、イギリス発祥の歴史ある音楽検定です。
イギリスだけでなく、世界90か国以上で毎年開催されています。

ピアノやヴァイオリンなどのソロ楽器の試験に加え、音楽理論や指揮など多岐に渡る試験内容を展開しています。
1889年に設立された英国王立音楽検定協会(アソシエイテッド・ボード)では、世界最大規模の音楽検定を行っています。120年以上の歴史と伝統を誇るこの検定は、約90ケ国で実施され、毎年約63万人以上が受検しています。
((公益財団法人かけはし芸術文化振興財団のサイトより引用))

音楽理論はグレード1から最高レベルの8まであります。
またピアノなどの実技試験のグレード6以上を受けたい場合は、音楽理論のグレード5に合格していることが条件となっています。


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今回はこのオンライン試験グレード5に、わずか2か月半の準備期間で挑戦し、無事Distinctionで合格された生徒さんのお話を書きたいと思います。Distinctionは90%以上の点数を取らなければいけないため、決して簡単なことではなく、綿密な試験対策が必要になります。

私自身音楽理論グレード5に満点で合格し、これまで生徒をDistinctionで合格させた経験から、試験の傾向をよく研究し理解していると自負しております。



ABRSM の音楽理論を受検しようと思ったきっかけ

今回音楽理論グレード5を受検された生徒さんは、14歳の中学生です。
ピアノは5歳から習っており、すでにABRSMのピアノグレード4は8歳のときに、また音楽理論もグレード3を11歳のときに合格されています。

-ABRSM の音楽理論を受検しようと思ったきっかけは?

「中学生になり、勉強と部活で忙しくなり、細々とピアノレッスンをしておりました。今後、継続には無理ない範囲で近い目標が必要と感じ、国際資格であるABRSMのピアノグレード6以上を受験したいと思いました。」


お母様からお問い合わせをいただいた後、「お試しレッスン・カウンセリング」でピアノと音楽理論のレベルチェックをさせていただきました。そして、

①とてもいいピアノ学習を続けられているので、ピアノはグレード6以上の受検が可能であること

②実技試験のグレード6以上の受検のためには、先に音楽理論グレード5に合格していないと受検資格がないこと

③音楽理論はグレード3までの内容で忘れてしまっていることは多いものの、しっかり対策をして臨めばグレード5の合格圏内に入る実力はあること

をお伝えしました。

その時点で、2021年度最初のオンライン試験の日程までわずか2カ月半
今年ピアノグレードを受けるなら、できるだけ早く受検するのが最適です。

最初は「そんな短期間でできるのだろうか、学校の勉強や部活動と両立して受検対策などできるのだろうか」ととても悩んだそうです。

決断するまで数日かかったものの、覚悟を決めて受検対策を一緒に始めることになり、私も「必ずいい成績で合格していただく」という強い気持ちで準備を始めました。


ABRSMの音楽理論グレード5ってどんなレベル?

ABRSMの音楽理論グレード5は日本でいうと音楽高校の入学試験レベルだと言われています。
((以下、公益財団法人かけはし芸術文化振興財団のサイトより抜粋))

グレード5の内容
・混合拍子の拍子の音符と休符の組み合わせ。単純拍子の拍の不規則な分割。
・4種類の音部記号(ト音記号、ヘ音記号、アルト記号、テノール記号)上での読譜や他の音部記号への書き直し。
・移調楽器(in B♭,in A,in Fなど)用に書かれた旋律を、実音に書き直す。およびその逆の作業。
・シャープ、フラットそれぞれ6つまでの、長調と短調の音階と調号。単音程と複音程。
・主和音、上主和音、下属和音、属和音の、基本形および第一転回形の判別。
・属和音の第二転回形、および第二転回形から基本形への和音進行の認識。
・ハ、ト、ニ、ヘ各長調の簡単な旋律における終止形での和音選択。
・音楽用語と記号や装飾音。
・声楽曲、あるいは器楽曲からの抜粋より、声部の種類(ソプラノ、アルト、テノール、バスの区別)、楽器の名称、音部記号、楽器の分類、楽器の発音方式などの質問。
・理論の応用力、一般的な音楽的観察力に関する問題も含む。

こうやって見ると専門用語も多くて内容も理解が難しく、どこから勉強すればいいのか分からなくなりますね!
私の短期集中レッスンでは、これらの内容を大きく5回に分けて一気に学習していきます。

※全く音楽理論を勉強されたことがない方には5回の集中レッスンでの受検はお勧めしておりません。
詳しくは「今年受検したい方にABRSMの音楽理論グレード5対策レッスンをします」のサービスをご覧ください。


ペーパー試験とオンライン試験、どう違うの?

通常の試験であったペーパーテストと今年から始まったオンライン試験はどう違うのでしょうか?

①まず、問題の回答形式が変わります 
記入式 → 選択式に
選択問題になったからと言って、決して簡単になった訳ではありません。
より複雑な聞き方をされたり、引っ掛け問題が多いこともABRSMの試験の特徴です。1点と取るために多くの知識が試される問題もあり、グレード5では単純な問題はまず出されません。

②パソコンを使った受検
音楽理論の内容を勉強するだけでなく、お子様でもパソコン操作をきちんと理解し、当日は試験に集中できるよう、下準備が欠かせません。これから益々オンライン試験対策も必要になる時代です。最新の受検方法にも慣れておくことはとても大切だと思います。

③内容も2020年度から大きく変わりました。
特に音楽用語は出題される数が大幅に減ったので、受検する方は覚えるのもとても楽になったと思います!

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私music_pianoの全5回短期集中レッスンの最大の特徴は…

①生徒さんに合ったオリジナルテキストの作成

ABRSMの試験対策の本はたくさんありますが、残念ながら「この本1冊だけ持っていれば問題ない」という本はありません。どの本もいいところもあり、また説明不足で大幅に補足が必要な個所もたくさんあります。
試験対策に必要ないい解説や問題を選び、またそこにさらに分かりやすさを加えた受講者の方だけのオリジナルテキストでレッスンを進めていきます。
レッスンを通じて、生徒さんの得意な分野、苦手な分野をすぐに見抜き、無駄のない指導を行うことを心掛けています。
これまでの指導経験から特につまずきやすいポイントや、理解しにくい箇所をどれだけ分かりやすく、確実に理解できるかいつも工夫を凝らしています。

②徹底した宿題の添削で理解できるまで色んな角度から説明します!

レッスン後には、毎回課題を出させていただきます。宿題の量や内容は、レッスン中の理解度や普段の忙しさなども考慮しながら、臨機応変に決めていきますので、受講者の方のペースに合った復習ができるように考えています。
宿題では、「答えを書いて終わり」「〇×を付けるだけ」ということはしておりません。
考え方の間違えや、つまずいている箇所を探し出し、どうやったらご自身の力で正解を導き出せるようになるのか?ということを1番に考えています。
ですので、分からないことはうやむやにしないこと、質問はいつでも遠慮なくしていただくことをとても大切にしています。

③全5回のレッスンが終わった時点で、過去問題も一通り解けるように

ぎゅっと凝縮された5回集中レッスンでは、グレード5に必要な知識を全て勉強します。過去に受けたっきり覚えていないという方も、復習しながらグレード5のレベルに到達するまで計画を立ててご指導致します。
追加でレッスンをご希望の方はもちろん、試験のお申込みや受検当日までしっかりサポートさせていただきます。
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ご受講いただいた、試験対策レッスンのご感想をお聞きしました

「先生の熱意ある丁寧なご指導で、確実に実力がつき、高得点で合格に繋がりました。
レッスンプリント作成に始まり、宿題の確認と説明プリント作成、本当に毎回レッスンに向けて時間をかけてご準備をして下さりました。
また登録やお申し込みの仕方なども、順番にご説明をして下さり、初めてのオンライン受験で不安もありましたが、大変心強かったです。
心から感謝しております。有難うございます。」

レッスンではいつもしっかりご質問いただいたり、部活動や学業で忙しい中宿題もきちんと提出いただきました。何より「絶対にやり遂げる」という強い意志もあり、アドバイスを必ず自分のものにする確実さもありました。
普通はなかなかできない、本当に素晴らしいことだと思います!

無事高得点で合格されたご感想は?


「2カ月半という短期間で合格が出来て、親子共にまだ実感があまりないのですが、合格証書が届くのを楽しみにしています!」

レッスンさせていただいた私自身、とても勉強になるいい機会をいただきました。今回集中レッスンを計画することで、よりレッスン内容を工夫し計画を練る経験ができましたし、最高の結果を残していただきとても嬉しく思っております。
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今後の目標は?

「次のステップで、ピアノグレード7を目指して頑張りたいと思ってますので、今後ともよろしくお願い致します。」

お試しレッスンでショパンの演奏を聴かせていただき、ピアノがとても好きなことが伝わってきて、ご自身の一部のように弾かれていたのがとても印象的でした。ピアノの受検準備を始める際には、ぜひお力になれればと思います。

私のピアノグレードの試験対策では、高得点のためのポイントは押さえつつ、まずは何より楽しんで演奏し、より音楽的な演奏を目指せるようサポートしてまいります。
「英国王立音楽検定のための60分ピアノレッスンします」

お試しレッスン・カウンセリングはこちらから

「ABRSM受検ってどうなのかな?」「自分にできるかな?」と少しでも気になった方は、まずは一度ご相談ください♪
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