✥✥✥50代で難病(ALS)になってしまったのですが
今からでも老人ホームに入れますか?✥✥✥
50代で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の診断を受けました
今はまだ大丈夫ですがもし介護が必要になったら、50代からでも
老人ホームや介護施設に入所することはできるのでしょうか?
✥✥✥第2号被保険者を受け入れている老人ホームがあります✥✥✥
私の父も筋萎縮性側索硬化症(ALS)を60歳で発症しました
現在73歳になりますが今はショートステイや訪問リハビリ
訪問入浴などを利用し在宅と施設の両方で生活しています
令和1年に主治医から進行を抑える効果があるといわれる薬を
定期的に投与していますが…
進行のスピードは抑えられているのかもしれませんが
父も私も薬の効果に対しても実感はありません(ノД`)・゜・。
父がALSを発症した時には
父の将来の生活を考え色々な施設や介護サービス等を調べました♪
もちろんできるだけ長く自宅で暮らさせてあげたいのですが
病気の進行によって家族では限界があることも主治医から話を聞いていたので
前もって今から…という考えで当時は施設の見学なども
たくさん行き、施設の方からのお話なども聞かせてもらいました(^-^)
60歳未満の方が入居できる可能性は十分にあります(^ω^)
ただ、介護老人保健施設については在宅復帰を目的とし
リハビリテーションを提供する施設であるため
長期間の入居を考えている場合には不向きかもしれません
また、特別養護老人ホームに入居したい場合
特定疾病が認められていても要介護3以上でなければ
入居条件を満たせないので注意しましょう(=゚ω゚)ノ
特定疾病を患っている方で、要支援1~2もしくは要介護1~2の
認定を受けている方は、要介護度が低い方でも入居できる
介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム
サービス付き高齢者向け住宅が入居先として適していると思います(´ω`*)
介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サ高住は
原則として60~65歳以上の方を対象とした施設ですが
特定疾病があり、かつ「要介護」もしくは「要支援」の認定を
受けている介護保険の第2号被保険者(40~64歳)であれば
入居できる可能性があります(=゚ω゚)ノ
ただ、寝たきりであったり、車椅子を使用しているなど
体の状態によっては入居を継続できない場合もあるので
事前に施設側と相談しておくようにしましょう♪
介護療養型医療施設と介護医療院は主に医療法人が運営していて
医療機能が充実している施設です(^ω^)
重度の要介護者が、手厚い医療処置を必要とする
ケースでも対応できるので、ほかの老人ホームに医療体制を理由に
断られた場合でも、有力な受け入れ先となる施設だと思います♪
ALSはその方の状態によって必要な介護・医療が異なるので
一概には言えませんが、特養への入所は難しいとされています(´゚д゚`)
胃ろうや吸引などの処置であればスタッフが対応してくれますが
人工呼吸器を装着しているなど、高度な医療的処置が必要な場合は
医師や看護師の配置によっては対応できない施設もあるのです(ノД`)・゜・。
また、入所できたとしても、症状が進行して常時の医療的ケアが
必要になると退所しなければならない可能性が非常に高いといわれています
有料老人ホームの中には、医療体制の充実を売りのひとつ
にしている施設があります
医療依存度が高い、入居中の老人ホームでは医療面で安心できない
ということであれば検討してみると良いでしょう(*´ω`)
有料老人ホームの医療体制
※常時、看護師が配置されている
※医療的な機器がそろっている
※病院と併設されている
このような医療体制について施設に確認しておきましょう♪
65歳未満の方の介護サービスの利用について
介護保険の加入者は、65歳以上の「第1号被保険者」と
40歳以上65歳未満の「第2号被保険者」に分類されます
第2号被保険者でも、特定疾病によって要介護認定を受けている方は
介護保険サービスの利用が可能です(^ω^)
【特定疾病】
1.末期がん2.関節リウマチ3.筋萎縮性側索硬化症(ALS)4.後縦靱帯骨化症
5.骨折を伴う骨粗鬆症6.初老期における認知症
7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
8.脊髄小脳変性症9.脊柱管狭窄症10.早老症11.多系統萎縮症
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症13.脳血管疾患
14.閉塞性動脈硬化症15.慢性閉塞性肺疾患
16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
施設を探す場合のチェックポイントとしては
疾病に対してその施設がどのくらいの知識や理解
経験があるのかという点が挙げられます(^-^)
過去に同じ病気の方を受け入れた経験があれば
安心できるのではないでしょうか(´ω`*)
ただ、その受け入れがいつだったのかは重要です!
もし何年も前だったのであれば、当時の職員がすでに離職し
スキルや経験が失われている可能性があります(´・ω・)
疾病によっては、将来的に常時医療ケアが必要となる場合もあるので
医師や看護師の配置体制を確かめ、どのような身体状態まで
その施設で対応してくれるのかを確認しておきましょう!
症状の進行を確実に止める方法がまだ見つかっていないALSは
国が指定している難病で、将来的に常時の医療ケアが不可欠となる病気です
そのため、定期的な痰の吸引など、常に適切な医療措置を講じてくれる
老人ホームを選ぶ必要があります(´・ω・)
また医療措置の可否に加えて、リハビリ専門スタッフの
充実にも注視しましょう♪
ALSの進行を少しでも遅らせ、今の状態を長く維持するためには
ALSに関する知識や経験、熱意がある専門的スタッフに
リハビリをしてもらうことが重要だと聞いています
家族だけで探すのは難しいと感じるときは
ケアマネジャーや主治医、担当医に相談してみましょう(=゚ω゚)ノ