田原総一朗不在、母と娘の討論会!かぁちゃんに挑む娘の結果はいかに!?

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本日は持久走大会という、日本人らしい大会が小学校で行われました。

子供たち(3人)は体操服で登校。
下は半ズボンなので「ズボン履いてく?」と尋ねるも「いや、いい」と皆。
若者は違いますね。

いつも、少しばかり一緒に歩きます。
ほんの10メートルほど。

霜が降りた寒さ突き刺さる中、足をむき出しにして歩く子供たち。
なんだか、私1人長ズボンで悪いなぁ…と思ったので、
「ママも半ズボンにしよ!」(柄にもなくママ)
と裾をぐい~んと上げました。

すかさず「気持ち悪い…」と聞こえました。

…うん、ね、
もうティーンでもトゥエンティーンでもなく、
なんなら四捨五入してフィフティーンだもんね。
子供ってとても素直で正直過ぎますね( ;∀;)




さて、持久走大会といえば昨夜の出来事。


ブォーンとドライヤーで髪を乾かしていると、娘が来ました。

娘「持久走大会ってさ、それぞれが自分の体力にあった距離にしたらいいと思わん?」と。

私はドライヤーを止め、しっかり声が聞こえるようにしました。
髪を乾かすより、娘の話の方が大切です(。-`ω-)キリッ

娘は私と同じく、運動神経をオプションチョイスせずに誕生したので運動は嫌い。
持久走大会など更に忍耐力も必要なので、人生最高に嫌いな行事です。

母「それは反対やな。だって自分に甘く設定するかもやん?そんなの自分の力の可能性が伸びんやん?」

娘「ならさ、最低2km。まだいける人は更に距離を延ばすってのは?」

母「それ、延ばす人おると思う?」

娘「んーおらんかも。。。いや、それなら伸ばした人の体育の成績をA判定にする。」

母「そしたらさ、2kmでイッパイいっぱいの人が、A判定が欲しいばかりに無理をしてしまう可能性もあるたい?」

娘「いや、私は無理しない。」(即答)

ですよね(*'▽')、私も!

母「うん、キミはね。でも、中にはそんな人も出てくる可能性はあるよね?だとすると、倒れるまで走ってしまう人がおるかも知れん。」


この辺りで、私も娘も討論モード。
面白くなってきました。


娘「いや、おらんて。今のクラスにはおらんもん。」

母「今のクラスにはおらんでも、他のクラスにはおるかも知れん。全体ルールは自分の身近だけでなく、その他大勢やら、来年とかの未来も考えて作らないかんのやないかい?」(母、偉そう)

娘「それは分かるよ。分かるけど…。(ちょい考える)」

その間、ドライヤーを再開。

娘「日本て資本主義やん?資本主義って頑張った人が儲けるやん?」



…なんか資本主義出てきた( ゚Д゚)


でかい話になってきた。
ドライヤーを止める。


母「ほぅ、それで?」

娘「だったらさ、走った距離の報酬でA判定は資本主義に合ってるやん。」

そうきたか。

母「いや、けれどA判定を追うばかりに無理をし過ぎて走る人が出ると、ぶっ倒れる人も出るかもやん。」

娘「それ、現実の大人の世界やん。でも、資本主義やから仕方ないやん。」


ふっ、上手いこと言う。


しかし、母は負けない。負けたくない。
もう私この時点では、ちょっと中身などどうでも良くて、ただ論破したいとなってます。
だって、著ひろゆきの「論破力」を読んだばかりだから。
で、話の視点を若干そらす。

母「だいたい、資本主義を見直そうという話が出とるって、テレビで見たろ?人新生(ひとしんせい)が注目され、資本主義の在り方が疑問視されとったい。」

正直、資本主義でも共産主義でもどっちでもいいです。
生活が楽しくできるなら。
けれど、あえてマウントをとるべく、最近仕入れた人新生を出した。
ちょっとどこかで使いたかった、人新生♪

娘「は? なんやったっけ、それ。」

母「資本主義の経済活動で深刻な環境破壊が進んだって話よ。地球の資材は有限なのに無限にあるかの如く、バンバン活動をしてるのが資本主義であるって。富裕層が環境破壊をおこし、貧困層に災難が起きてるってテレビでやってたじゃん。」

とても考えさせるニュースだったのでしっかり覚えています。
ヒュ~、無理やり賢さにじみ出してみましたよ。

娘「あー。でも、やっぱり資本主義が最高だと思うのよ、私は。だって頑張った人が成功するわけやん?儲けるのに制限がないやん?頑張りがいがあるやん?」

人新生は早くも流れました(*´з`)

母「ちょい待て。頑張ってない人も成功してるし、人を騙して儲けてる人もおる。頑張っても成功しない人もおる。」

娘「それも成功の内やん。ずる賢くても成功やん。」

母「待て待て、そもそも成功とは儲けることか?」

娘「お金持ちになれたら幸せやん。」

しめしめ、オセロなら角をとったことになるぞ、とほくそ笑む母。

母「金持ちになれば幸せなのかい?金持ちじゃなければ不幸せなのかい?そうでない人も世の中にはいっぱいおる。」

小学生の清らかな思考にこの発言はガツンとくるはず。

娘「くぅ~、そうじゃないけど。」

母「つまり、資本主義の考え方だけが正しいと固めてしまうのもどうかと思うのよ。」(勝利を確信)

ここで、笑顔で中指を立てる娘。

母「人に、ファ××ユーと中指を立てる時点で負け。」

娘「違いますぅ、これは日本の手話で『さしすせそ』の『し』ですぅ」

色んな知識、持ってますのう、お嬢ちゃん。

母「なら、日本では一般的に中指立てる行為は『し』と認識されとるんやな。
その言い分なら、先生に『問題解けました!』の『し』のところで中指立てれるんやな?」

娘は「グググ」と言いながら退散しました。


この時点で私の濡れた髪は半ば自然乾燥していましたが、なんとも楽しい時間でした。それは私だけでなく娘もだったようで、悔しそうにしながらも笑顔。

どうも、討論して脳を使ったことで、なんらかの脳内物質が分泌されたと思われます。
分泌を自分で出来ると仕事などの能力が2倍になったりするそうです。
凄い!!

確かに私のブログも2倍ぐらい長くなってる!!
侮れないな、脳内物質( ̄▽ ̄)

充分に咀嚼するだけでも分泌されますので、
食事はよく噛んで食べましょうね♪


有意義なブログが多々ある中、
無謀にも放り込まれたこのブログ。
行く末が怖い。


私共親子の討論に最後までお付き合いくださった方、
心より、心より感謝申し上げますm(_ _)m



それぞれの出品画像が一新しました♪
垢ぬけちゃいました(*´з`)

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