ココナラ活用塾vol.20【サービスが買われない…と思ったらやるべき10のこと】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

今回のココナラ活用塾は、サービスが売れない…と悩んでいる方は必見の内容です。

折角サービスを出品したのに買ってもらえない…悲しいですよね。
もし、サービスを出品したのに買われないなぁ…と思い、悩んだら、是非これからお教えする10のことをやってみてください。

「絶対に買われるようになります!」と保証することはできませんが、買われる可能性を高めることができます。

それでは早速見ていきましょう。

以下の目次で10項目が一覧になっているので、気になるところだけチェックしてもOKですよ!

<1.カテゴリ検索の表示順をチェックする>

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自分のサービスがココナラの一覧でどの位置に表示されているかチェックしましょう。

1.まず、自分のカテゴリを選択します。
大きなカテゴリで見た時に上位表示されるのが理想ですが、ある程度人気サービスにならないと難しいので、まずは小カテゴリ(例:ライティング・ネーミング>ブログ記事作成)を選択するようにしましょう。

2.デフォルトでは「おすすめ順」になっていますので、そのまま自分のサービスがどのあたりに表示されているか確認します。
同時に「新着」「ランキング」「お気に入り数順」も全て確認します。

[「おすすめ順」もしくは「新着」で2ページ以内に表示されるのを目指す]
「ランキング」は週毎の売上金のランキングなので、サービスが売れていない場合はまず上位表示されないでしょう。
「お気に入り数順」も、古参者のベテランたちに負けてしまうため、上位表示は難しいです。

となると、勝負できるのは「おすすめ順」か「新着」になります。

「おすすめ順」でも強いのは古参者で、実績がそれなりについていて評価が高いサービスが上位表示されます。
「新着」は、純粋に新しい順に表示されるので、時間が経てば経つほど不利になります。

ここで、1番上や、上から5番目以内に表示される必要はありません。
理想は「1ページ目(40件以内)に表示されること」です。

購入者はサービス一覧を眺めて、興味をもったサービスをクリック(タップ)して詳細を確認します。1ページ目に表示されていれば、スクロールした時に目につく可能性がグンと上がります。

ココナラのサービス一覧で表示されるサービスの数は、ブラウザ版では1ページあたり40件となっています。アプリではスクロールしていくとどんどん増える仕様になっています。

理想は1ページ目(40件以内)の表示ですが、2ページ目までなら見てくれる人が多いため、80件以内に表示されると購入の可能性が上がります。

「新着」で上位表示されるためには、今まで出していたサービスをアーカイブにして、新たにサービスを出品するという方法がありますが、これを頻繁にやるとペナルティ対象となってしまうかもしれないのでリスキーです。

となると「おすすめ順」で上位表示を狙うしかないのですが、そのポイントは次の通りです。

・プロフィール、サービス内容の充実
・販売実績と評価
・価格や納期など

「サービスが売れていない」状態で実行できるのは「プロフィール、サービス内容の充実」になります。
これについては別項で詳しく解説いたします。

<2.自由検索の表示状況を確認してみる>

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これが結構大切なのですが、カテゴリ検索の表示順位よりも、自由検索、つまり「キーワード検索」で自分のサービスが表示されるかどうか、という確認をしてみてください。

例えば、私が出品している
こちらのサービスは、購入者が「ライティング」や「ブログ代行」や「商品紹介」などのキーワードで検索することを想定しています。

これらの想定されるキーワードをココナラサイト内の検索窓に打ち込んで検索してみると、ワードによって表示順位が大きく異なることが分かります。

例えば…
「物語」や「商品紹介」では1位表示
「ライティング」では1位ではないものの上位表示
「手紙」や「挨拶文」では1ページ目に表示
「エッセイ」では2ページ目に表示
こんなかんじで、購入者の気持ちになって「こんなサービスが必要」と考えた時に検索するであろうキーワードを打ち込んでみてください。
そうすると、どのくらいの位置に自分のサービスが表示されるか分かります。

自分で分析してみて分かったのですが、

1.サービスタイトル
2.補足説明(タイトルの下に表示される短い文章です)
3.サービス説明本文

この順番で、それぞれに含まれるキーワードと検索キーワードが一致すると上位表示されるようです。

つまり「シナリオ作成」で上位表示させたければ、必ずサービスタイトルに「シナリオ」という言葉を入れるべき、ということです。

また「シナリオ 格安」などのワードで検索された時に上位表示されるように「シナリオを格安で作成します」というタイトルにしたり、「オリジナルのシナリオを作ります(格安で修正無制限にて承ります)←補足説明」など、タイトルに「シナリオ」、補足説明に「格安」を入れたりすると、上位表示されやすくなります。

サービス説明本文に入力している言葉も検索ワードと一致すると表示はされますが、優先順位は低くなるため、他の出品者がタイトルや補足説明にその言葉を入れている場合は2ページ目以降に追いやられてしまう可能性が高くなります。

逆に競合が少ない言葉…そうですね……例えば「怪談」とか「ミステリー小説」など具体的なジャンルは、これをタイトルにしてサービスを出品するというケースが少ないので、サービス説明の本文に入れておけば十分上位表示を狙えます。

大切なのは、自分のサービスページに無い言葉は、検索にまったく引っかからないということです。当たり前ですが…。

私の場合、「商品紹介」では1位表示されるのに「商品PR」では表示すらされませんでした。
そこで、慌ててサービス説明の本文に「商品PR」を追記したところ、追記から2週間ほどで「商品PR ライティング」と「商品PR 記事」で5位表示されるようになりました。
ちなみに「商品PR」だけで検索するとLP作成や漫画、動画作成サービスが優先表示されてしまいました。ただ「ライティング」カテゴリで「商品PR」で検索したところ10位表示されました。

このように「存在しない言葉は絶対にヒットしない」ので、自分のサービスページに漏れている検索ワードが無いかどうか徹底チェックしましょう。
そして検索されるであろう言葉をサービスページに散りばめてみましょう。

<3.購入者目線で自分のサービスやプロフィールをチェックする>

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購入者になったつもりで、自分のサービスページやプロフィールページをチェックしてみましょう。

果たして「買いたい!」「依頼したい!」と思うかどうか、主観的ではなく客観的に検証してみてください。

チェックポイントは2つあります。

・分かりやすいかどうか
・魅力的かどうか

「分かりやすいかどうか」は、サービスを購入することで何が得られるのかという説明が明確かどうか、という観点で見ることができます。
また、料金やオプションの案内が明朗会計になっているかどうか、納期の説明や購入後の流れの説明がきちんとされているかどうか、といった点もチェックしましょう。

「魅力的かどうか」は、自分だけでは判断しにくい部分もあるとは思いますが、ここでは「お得感がPRできているかどうか」と「出品者(自分)自身に信頼性があるかどうか」をチェックしてみましょう。

サービス説明、あるいはプロフィールに、これら2点が盛り込まれていればクリアです。

具体的には「通常〇〇円相当のサービスを〇〇円にてご提供いたします」や「特典PDF資料つき」などのお得情報があるか否か、「〇〇のプロが教える」や「〇〇受賞歴のある〇〇による」や「〇年間の経験者が」などの出品者の信頼性をPRする文言があるか否か、という点をチェックします。

<4.第三者にサービスやプロフィールを見てもらう>

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自分でサービスやプロフィールを客観的にチェックするのも大切ですが、第三者に忌憚ない意見をもらうのも非常に有効です。

家族や友人などに自分のサービスページやプロフィールページを見てもらって、率直に「このサービスを買いたいかどうか」と聞いてみましょう。
また、分かりづらい部分は無いか、「買いたいとは思わない」場合はなぜなのか、しっかりと意見を聞きましょう。

これはよくあることなのですが、専門的な知識や技術を有している人がサービスを出品すると、無意識に専門用語や専門的な説明を充実させてしまい、非常に難解なサービス説明になってしまうリスクがあります。
「で、結局どういうことなの?」と聞かれてしまうのがオチです。

第三者に見てもらえば「これはどういうことなのか分からない」や「この部分はもうちょっとちゃんと説明してほしい」など、とても貴重な意見を得るができます。

<5.サービスページやプロフィールページをブラッシュアップする>

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ここまで紹介してきた「やるべきこと」は表示順位の確認と、自身のページの確認でした。

確認して、どうするのか…その答えはたったひとつです。

自分のサービスページやプロフィールページのブラッシュアップです。

「おすすめ順」で上位表示されるためにはサービスページ、そしてプロフィールページの充実は必須事項です。これをサボっていたら絶対に「おすすめ順」で上位表示されません。

キーワード検索で上位表示されるためには、検索されるであろうキーワードをサービスページに散りばめなければなりません。

そうすると必然的にサービス説明の文章は多くなります。

自分自身で、また第三者がチェックしたサービスページやプロフィールの「改善点」は積極的に修正していきましょう。

サービスページとプロフィールページを充実させるためのコツやポイントを解説するとなると、とんでもない分量になってしまうので…

おすすめの有料ブログをご紹介いたします。

それがコチラ
mavshineさんのこのブログは本当におすすめです!!

私もちゃんと購入してレビューも投稿していますが…

心から購入して良かったと思うくらい、よくまとまっています。

こちらのブログではサービスページとプロフィールページの充実のさせ方が非常に細かく丁寧に解説されています。

是非参考にしてくださいね。

<6.自ら「実績」を稼ぎにいく>

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ココナラで出品したサービスを「売れるサービス」にするためには実績をつけることが重要です。実績は1件だけだと心許なく、5件つくと少しずつ軌道に乗ってきます。

この「最初の5件」は、自分から獲得しにいきましょう。

サービスを出品して待っているだけで買ってもらえることもありますが、そうではないことが多く、ぐずぐずしていると「新着」の上位表示からどんどん遠ざかって行ってしまいます。

自ら実績を稼ぎにいく方法は2つです。

・ガンガン宣伝する(知人やSNSなど)
・「公開依頼」で案件を獲得し、リピーターになってもらう

家族や友人などに
「ココナラでこんなサービスを出品してみたよ!興味あったら見てみて!」
「もし誰か必要としている人がいたら是非宣伝して!」
と声掛けをしたり、

SNS媒体に
「ココナラでこんなサービスを販売しています!」
と投稿して宣伝してみたり、

積極的にサービスの宣伝をしていきましょう。
ココナラからSNSなどの外部への誘導は絶対NGですが、外部で宣伝することはOKなので、ココナラの外へと発信することもとても大事です。

「公開依頼」の場合は、自分にできそうなものに対して提案を送ります。
公開依頼はカテゴリ毎に最低価格が定められていますが、この提案は最低価格でするのが良いです。「安すぎる…」と思っても、実績獲得のためと思い、辛抱しましょう。

また、公開依頼で直接提案したものはサービスの実績にはカウントされないため、リピーターになってもらうことがミソになります。単発案件よりも継続案件に提案するのがおすすめです。

もしくは、DMで依頼者に連絡してサービスを直接購入してもらうよう打診することによってサービスの実績を稼ぐことができます。ただ、提案を直接購入する方がラクなので「どうしても…」ということでなければ初回は普通に提案したものを購入してもらうのが良いでしょう。

<7.サービスを細分化してみる>

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サービスを出品する時にはカテゴリを選びます。

このカテゴリですが、沢山の種類がありますよね。「こっちのカテゴリにもこっちのカテゴリにも当てはまるなぁ…」と悩んでしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、サービスを細分化して、カテゴリを分けて複数のサービスとして出品してみましょう。同じサービスを異なるカテゴリで出品することはできませんが、サービスの内容そのものを変えることによって、類似したサービスでもより細分化して出品することができます。

例えば「イラスト」のサービスで、最初は「なんでも書きます!」という大きいくくりだったものを、「アイコン作成」「ペットのイラスト作成」「似顔絵作成」「キャラクター作成」と細分化して、それぞれの内容に特化したサービスを出品するといった具合です。

すると、ニッチなキーワードやマニアックなキーワードをサービス説明に盛り込むことができるようになり、また、カテゴリ検索でも複数のカテゴリで表示されるようになるので、購入者の目に留まりやすくなります。

<8.誰よりも安くサービスを提供する>

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「最初はカテゴリの最低価格で出品する」
これはココナラで新しくサービス出品をする人にとっては鉄則で当たり前に浸透していることです。

ただ、ここでは改めて「誰よりも安く」というところに注目したいのです。

カテゴリ最低価格は決まっていて、それよりも安くサービス提供することは原則できません。(まぁ見積もり作成機能を使えばできないことはないのですが…)

でも、同じ金額でサービス内容を充実させることならば、できますよね?

ライティングで例を挙げれば、カテゴリ最低価格は1,000円です。

・1,000円で1,000文字書きます!
・1,000円で3,000文字書きます!

この差は大きいです。
圧倒的に後者がお得で、「安い」ですよね。

このように、サービス内容を盛りだくさんにすることによって「誰よりも安く」を実現することができます。

いやいや…そんなことしたら出血大サービスすぎてやってけない…

そう思った方、これはあくまでも実績がつくまでの辛抱です。
実績が増えてきたら、サービス内容も価格も自分にとって最適なものに変えていきましょう。

☆ちょっと小噺(ココナラの価格破壊についての見解)

ちなみに…「ココナラは価格破壊が起きていて、趣味とか特技とかボランティア精神で有り得ない安さで引き受けるヤツがいるから、ちゃんとした技術を持ちそれで食っていきたい人が稼げない!」という声が上がっているのをよく耳にします。
そんな声を吸い上げて、ココナラさんでは「カテゴリ別最低出品価格」を定めてくださって…クリエイターからすると本当に有難い限りなのですが…。

それだと「誰よりも安く」なんて実行された日にゃあ、他の出品者たちにとっては迷惑では?と思いませんか?

これは、実体験に基づいて…「大丈夫!」と胸を張って言えます。

なぜなら、「誰よりも安く」をずっと続けることは、よほど暇な人…あるいはボランティア精神が爆発している人でなければできないことだからです。
私自身もこの5年間でジワジワと値上げをしてきました。他の出品者さんも、そうです。以前依頼した出品者さんのサービスをふと見たら「あら値上げしたのね!」というのはしょっちゅうです。

そして…私は何度か自分が出しているサービスの「ほぼ丸パクリやんけ!」サービスを見かけたことがあります。

しかも私のサービスより安い…!!

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…でも、私は分かっているのです。

私だってギリギリの価格で出品しているし、自分で研究に研究に努力を重ねて作業効率を上げてきた…んだから…そんな値段でやってたら絶対いつか「嫌になる」ぞ…!と。

私の予想通り、そういったサービスは、実績が数件つくかつかないかのうちに半永久的な「受付休止」となります。
中には値上げして頑張っているものもありますが、私のサービスと同じくらいか、それよりも高い値段になっているので、良きライバルってかんじですね。

格安のままサービス提供を続けるのは、モチベーションが持たないため、サービス対応やクオリティがどんどん下がります。すると、高評価もリピーターさんもつかなくなり、結果的に破滅の一途を辿ることになります。

だから、実績をある程度稼ぎ、軌道に乗ってきたら安心して値上げして大丈夫ですし、新参者たちが「誰よりも安い価格」でサービス提供しても、ほぼ確実に後々値上げすることになるので、決して古参者たちが稼げなくなるということはないのです。

<9.売れているサービスを研究する>

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売れているサービスを研究するのも有効です。

実際に購入してみるのが一番良いのですが、購入しなくてもサービスページやプロフィールを熟読するだけでも勉強になります。

また、評価コメントを確認すると、そのサービスのどんなところが良かったのかということを書いてくれているユーザーさんがいるので、その内容も参考にしましょう。

<10.こまめにログインする>

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最後に、サービスがなかなか売れなくてもココナラにはこまめにログインするようにしましょう。

出品者プロフィールの下に「最終ログイン」の時間が表示されます。
〇分前、〇時間前、〇日前、といった具合に表示されるのですが、購入者(特に急ぎで依頼したいと考えている場合)はここを見ます。

最終ログインから時間が経っていると「すぐに連絡がつかないかな…」と思われて依頼してもらえなくなってしまうかもしれません。

「いつでも連絡してくださいね。すぐお返事しますよ」というメッセージにもなるので、なるべくこまめにログインするように心がけましょう。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

ココナラで出品したサービスが売れない…これは誰もがぶち当たる最初の壁です。

ここで「どーせ新参者は売れないんだよね」とか「結局途中参入は見向きもされないってことか」とか、そんなネガティブな気持ちになって諦めて投げ出してしまうか、「どうにかして売れるようにがんばろう」と頑張るか、この違いで壁を乗り越えられるかどうかの運命が分かれます。

研究して工夫するのはとても大変なことです。
時間もかかりますし、労力も半端じゃないです。
それでも、諦めずにコツコツとできることを積み重ねていくことで、道は必ず開けます。

ただ…最後に…ひとつだけ……

需要の無いサービスはどれだけ頑張っても売れません。

これだけは、もう…どうしようもないことです。
あなたが出品している、あるいは出品しようとしているサービスが、既にココナラで出品されているサービスに似たもので、そのサービスが売れているものであれば、あなたのサービスは「売れる」可能性を秘めています。

逆に、既にココナラに似たサービスが出ていて、それらが全く売れていない場合は、望み薄でしょう。

「見せ方」を変えることによって売れるサービスに変身する可能性もあるので、やってみないと分かりませんが、かなり大変だと思います。

ココナラで出品されていない全く新しいサービスについても、なかなか難しいものがあるでしょう。なぜなら、売れるサービスならば誰かが既に出しているからです。よほど特殊な能力を持っていて、それが需要の高いものなら別ですが、そうでなければ売れる可能性は低いです。

それでも何がきっかけになって人気が出るかは分からないので、やってみる価値はあるでしょう。

なんにせよ、やってみないと分からない、これがココナラなのです。

そして「見せ方」はとても重要です。

是非、ここでご紹介した10のことを試してみてください。

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