患者さんから信頼を得る、鉄板の問診方法!

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僕達治療者にとって、”問診で全てが決まる”といっても過言ではないと思います。問診の仕方は先生によって様々ですよね!特に検査法などは、独自の技術を駆使して行う先生も多いと思います。

僕は、正確に診断出来るなら検査は何でも良いと思っています。どの検査を行うかなんて患者さんには関係ないですよね!患者さんからしたら、正確に診断してくれれば良いわけです。

ただ問診の順序と方法に関しては鉄板があると僕は考えています。それをこの記事でご紹介しますね!

現在➡過去➡未来➡現在の順が鉄板!
僕の経験上、この順番が鉄板です。この順番を間違えてしまうと、患者さんの信頼や理解を得られなくなるケースが非常に多いと、経験から感じています。では一つ一つを詳細にご説明していきますね!

1.現在

これは、今現在患者さんがどういう症状を抱えているのか?という事です。
「そんなの分かってるよ!」という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待って下さい。問診時にこんな経験はないですか?

患者さん「腰が痛くて…」
あなた「何か痛めるようなことをされましたか?」


…この時点でアウト!です。何故ならこれは現在ではなく過去の話をしているからです。治療家からすれば当然の質問です、原因を明らかにしなければならないので、気持ちは痛い程分かります。

しかし患者さんがまず僕達に分かって欲しいのは、”今抱えている自分の痛みがどれ程のものなのか”です。どれだけ辛くて、日常生活にどんな支障をきたしているのか?まずは今の自分を見て欲しいんです!

酷い風邪を引いた時に病院で、自分の症状を説明する時間も与えられず…
「ああ、風邪ですね。薬出しときますね」とお医者さんにあっさり言われ、帰されて何となく煮え切らない気持ちになった事がある方もいると思います。

あれを整骨院の先生がやったらおしまいです。
まずは患者さんの今の痛みを共有し、共感し、自分が患者さんになったつもりで考えましょう!

例)
患者さん「腰が痛くて…」

あなた「今も真っすぐ歩くのが大変そうですもんね!大丈夫ですか?ここまで来るのも大変でしたよね?」

患者さん「そうなんです、やっとここまで歩いて来れました。明日も仕事なのに…刺さるような痛みで…」

この様にまずはどれ程辛いのか?現在を観察して共有することが大切です。

2.過去

ここの部分は得意な先生方が多いと思います。何故なら患者さんの過去(何故?いつから?痛めたのか?既往歴は?)が分からなければ正確な診断は出来ません。

ただ先ほどもお話しした様に、問診の一番最初に過去が来てしまう先生が多いので注意が必要です!

しっかりと痛めてしまった原因を、検査も含めて確認しましょう。

3.未来

次の段階では今の患者さんの症状を分析し、このまま放置したらどうなってしまうのか?逆にあなたの院で治療をすれば今後どうなるのか?

これを明確に説明しましょう!悪い未来と明るい未来、両方をハッキリお伝えします(出来れば表や絵を用いて視覚的にも分かりやすくした方が良いです)

患者さんは素人です。ここまでご説明してやっと、自分の症状の原因と将来自分がどうなっていくのかがハッキリと自覚出来ます。

例)
あなた「このまま膝の痛みを放置すると、変形性関節症といって、膝が変形して更に痛みに悩まされる可能性がありますよ。ただ今からしっかり治療を続ければそれは防げますし、来月の旅行でも元気に歩けるはずです!」

4.現在(2回目)

ここでまた現在に戻ります。ここでの現在とは、今までの問診の内容を総括し、”だから今あなたにはこの治療が必要なんです”と治療内容を明確に分かりやすくお伝えします。

初めての患者さんに、「筋肉が硬いですね!じゃあ治療やっていきます!」と、何も説明せずにいきなり治療に入る先生も少なくありません。

初めて来院される患者さんの不安を考えれば、大まかにでも良いのでこれからどんな治療をするのか?ハッキリお伝えした方が確実に安心出来るはずです!

例)
あなた「今までご説明した通り、この腰痛の原因は腰ではなく下半身にありますね!なので下半身の筋肉をまずマッサージでほぐした後に、骨の歪みを取るために少し矯正をしていきます!大体20~30分かけて治療します。ただ痛みはそれほど出ないので安心して下さい。」

この程度でも構わないので、説明は絶対に必要だと思います!

そして頭に入れておかなくてはいけないのは、ここまでしっかりと説明をして、患者さんは内容の3割くらいをやっと理解すると思った方が良いと思います。

2回目、3回目の来院時に何度も伝えていくことが必要です!

1.現在(どんな痛みなのか)
2.過去(その症状は何が原因なのか?)
3.未来(今後どうなっていくのか?)
4.現在(今どんな治療をする必要があるのか?)

この順番が問診の鉄板だと僕は考えています。騙されたと思ってやってみてください!(^^)/