【自己肯定感の維持】

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コラム
 昨日の投稿で、「そしるほめるは他人の
 主張だから、自分には関係ない(勝海舟
 の言葉)」と、「世の人は 我を何とも
 言わば言え 我がなすことは 我のみぞ
 知る(坂本龍馬の和歌)」を紹介したが、
 この二つは、自己肯定感を維持していく
 にも欠かすことのできないものだと思う。
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 如何なる状況にあっても動じることなく、
 心乱さず自分を貫ける強さがあることは、
 取りも直さず自己肯定感を喪失しないと
 いうことである。他人が自分を褒めても
 貶しても、それはその人の捉え方だから
 好きにさせておけばよい、自分は自分で
 思うままに進めばよい、という達観した
 姿勢でなどそう簡単にいられるものでは
 ないが、この心境に達した人は強い筈だ。
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 私自身、信ずるところに従って恥じない
 生き方をしてはいても、他者から誹りを
 受けると、必要以上に自分を振り返って、
 自己肯定感が著しく低下し、挙句、他者
 否定の感情を持ちかねなくなってしまう。
 それを考えても、相互理解、他者肯定の
 前提として、自己肯定感を維持し続けて
 いられる状態で常にいなければならない。
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 但し、自分の正論だけを正論と捉えずに、
 他者には他者の正論があるということを
 忘れてはならない。そうと承知した上で、
 他者を否定せずに自分を貫く強さを持つ、
 それでこそ、強い人間なのだと言えよう。
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 御閲覧、心より感謝申し上げます。
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