【おバカな体験~外的行動②~】

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学び
 職場の同僚が、自分が在席しているのに
 自分にかかってきた電話に勝手に対応し、
 自分に事後報告もせず、自分の目の前で
 別の同僚にその話をしていたので、存在
 を無視されたと感じて抗議した。実際の
 やり取りは、「それは私がやるべきこと
 なんじゃないんですか!」「私も以前に
 担当をしていたので…」「そういうこと
 じゃなくて…もう、分かってないな!!」
 「これからちゃんとつなぐようにします」
 「そうしてください」、たったこれだけ。
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 今日は、この件を外的行動(他者の内的
 成長を促すためのアプローチの仕方)②
 他人の意見や行動を批判したり、自分の
 考えを押しつけたりしない、という視点
 を以て考えさせていただくこととしたい。
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 他人の言動を批判したり、自分の考えを
 押しつけたりするような姿勢でいると…
 この事件では、相手が、「以前の担当で
 私で対応できると思ってしただけで仕事
 を盗る気はないのに怒るのはおかしい!
 ひどい!」、私が、「担当の自分が席に
 いるのに勝手に電話対応をするのは越権
 行為で存在を認めないにも程がある!」、
 ということになる。実際に双方が数年間
 その気持ちを持ち続け、人間関係などは
 完全に冷え切っていたと断言できるのだ。
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 他人の言動を批判したり、自分の考えを
 押しつけたりしない、という姿勢だと…
 私が、「電話対応してくれてありがとう。
 気持ちは嬉しいけれども、俺の担当業務
 だから俺がいる時は自分で対応するから
 電話つないでね」と言えば、相手の方も、
 「以前の担当だったから対応したけれど、
 これからはちゃんと電話をつなぐように
 気をつけます」と素直に返せただろうし、
 ラポール(信頼関係)も崩れなかった筈。
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 ただ、この一件、相手のしていることが
 どう考えてもおかしいし、第三者の指摘
 からもそのことは明白であると言えるが、
 そういった事情をも凌駕して人間関係を
 構築するために「6つの気づき」はある。
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 御閲覧、心より感謝申し上げます。
外的行動②.jpg

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