会社では教えてくれない営業術 104 初めての管理職③ 任せてしまう

記事
ビジネス・マーケティング
今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。

初めての管理職③
今日のテーマは
「任せてしまう」です。

新人管理職!
1回目でも書きましたが、かなり意気込んでます。

意気込みが悪いわけではありません。
でも気をつけなければいけないことがあるんです。

それは・・・
意気込みが凄過ぎて、
全てのことに関係しようとすることです。

上長になりたての頃は、
期待も大きいですが、
不安の方がもっと大きいでしょう。

だからいろんなことを知りたいし
首を突っ込もたくなる。

これ一番ダメなパターンです。
なんでも首を突っ込むと、
それに関して指示を出してしまいます。

するとメンバーは指示待ちマンになってしまうのです。
指示しないと動かない。

上司は指示を出し続ける。
そしてその指示通りに事が運ばなかったらどうですか?
「なんで言ったようにやらないんだ!」って
怒りモードになってしまう。

するとメンバーとの関係性も悪くなり
業績も悪化する可能性も高くなるのです。

では逆に、指示通りにことが運んだらどうですか?
「やっぱり俺の言った通りやったな」って上司は
鼻高々となりますが、メンバーは言われた事、指示された事を
やっただけになっているのです。

ここまでくると一番大きな問題は
指示されただけなので、メンバーの成長には
繋がっていません。

上長の仕事は、その部署の成果を出すと同時に
メンバーを成長させることにあります。

ではどうするか?
メンバーに課題は何か?
それに対してどう思っているか?
対処方法は何か?
いつまでにやるのか?
結果どうなるか?

などを考えさせるのです。
そして実行させるのです。
責任を持たせると言うことですよね。

これが仕事を任せることであり、
メンバーの成長にも繋がります。

なんでもかんでも顔や口を出したい気持ちは
とてもとてもよくわかります。

でも任せることで絶対にメンバーは成長しますよ。
言い換えれば上長は我慢の人だということです。

我慢してメンバーを見守ってくださいね。

ではまた次回をお楽しみに!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す