会社では教えてくれない営業術 123 気のええおっちゃん!

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ビジネス・マーケティング
今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。

気のええおっちゃん!
なんのこっちゃ?って思うでしょうね。

上司が新しく変わる時。
今度の上司ってどんな人?
優しかったらええのに!
怖かったら嫌やなあ!
当然思いますよね。

私が関東に転勤になった時、
新しいメンバーになる方が、私の同僚に坂山さんって
どんな方ですか?って聞いてきたそうです。

この同僚と私はとっても仲が良かったのですが
その彼から

「○○くんが坂山さんのことを聞いてきましたから
 気のええおっちゃんやで!大丈夫って言っておきましたよ!」って。

気のええおっちゃんってどういうこと?笑笑

同僚はそんなに厳しくもなく、
みんなの意見もちゃんと聞いてくれるから!っていう意味も込めて
そう言ってくれたそうです。

でもこれ言われたらどう受け取るかな?
大丈夫って言ってくれたみたいやけど!

そして赴任当日。
すでに気のええおっちゃんの情報は届いています。
なので、スムーズに入り込むことができました。


どうでしょうか?
なんでもそうですし、いついかなる時でもそうかもしれませんが
第一印象ってとっても大事なことが分かりますよね。

最初の印象が悪ければ、ずっと後を引くことは間違いなし。
そう思うと、同僚はうまく伝えてくれたのかな?って思います。


私の知り合いにこんな失敗をした方がいらっしゃいました。
その方はそこそこ成績も良く、新天地で営業数字ををさらに
上げることを期待されていました。

そして赴任早々こう言ってしまったのです・
「私がここの営業所に来たのは、業績を上げるためです。
 今のこの営業所の業績は非常に低い。生温いと思います。
 私が絶対に上げて見せますから」と。

実はこの彼、その営業所では一番年下。
なのに転勤初日に言ってやろう!って思ったんでしょうね。
でも言われた諸先輩型は非常に面白くない。

そして・・・
思ったように業績が上がらない日が続き・・・
挙げ句の果てに、先輩からも冷ややかな視線となってしまいました。

如何でしょうか?
意気込みはとても大事です。

ここで「頑張ります!」はOKです。
でも諸先輩がいて、生温いはちょっと言い過ぎだったようです。


本当に第一印象って本当に大事です。
皆さんもご存知のメラビアンの法則。
視覚55%
聴覚38%
言語7%

人はまず見た目でほぼ判断し、
そして次に入ってきた言葉で
その方をほぼ判断します。

そうなるといくらその場で何かを伝えても
ほぼ伝わっていないってことです。

この失敗した彼も、
視覚→まだまだ若造
聴覚→生温い・俺がやってやる(生意気な!)
って思われたと思います。

私は以前に身嗜みのことをかなり書きました。

だらしない、汚い、ちゃんとしていない。
これは外見でほぼ分かります。

だから身嗜みに関しては本当にうるさいです。
でも視覚55%ですよ。
顧客はまずは外見から見ていますよね。

そして何を喋るかです。
外見もちゃんとして、喋ることもちゃんとしていると
その後の仕事もスムーズになっていきます。

どうでしょうか?
皆さんも気のええおっちゃんになりませんか?

あ!若い管理職の方は
気のええお兄さんか!(笑笑)
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