共依存ってなぁに?その②

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学び
共依存ってなぁに?その①からの続きです。


アダルトチルドレンは心の空虚感を埋めるために以下の症状に
苦しむ場合があります。

抑うつ神経症・不安神経症・強迫神経症
自律神経失調症・摂食障害など

物質依存としてアルコール・ドラッグ

プロセス依存として買い物・仕事・ギャンブル・セックスなど

関係依存として共依存症・恋愛依存症
があります。


共依存は親子、恋人、夫婦などににみられる関係です。

その穴を埋めるためには
問題のある人のお世話をすることで
自分の存在意義や価値を確認するために
必要になってくるのです。


お世話する側とされる側となって
互いにあいてをコントロールしあっていることが
多くなります。


共依存の障害として5つ挙げられます。

①自尊心が持てず、自分を愛せない。自分を大切に思えない。

②相手との間に適切な境界性を持つことができない。

③自分の現実を適切に判断できず、
自分の能力・才能・外見・性格を冷静に把握できない。

④自分の欲求や要求を相手に伝えられない。

⑤自分の年齢や状況にあった表現ができない。
年齢より幼すぎたり、大人びていたり。


このような障害から行動・態度が
二次的な症状となって現れます。

①否定的なコントロール
相手へ「こうあるべき」の押し付けや
相手に合わせることで相手の下にもぐるコントロールをする
意に沿わない反応に対して相手を非難する。

②憤り・恨み
怒りを使うことで傷ついた痛みを感じないようにする。
さらには相手を「罰したい・復讐したい」思いが募り
怒りから「憤り・恨み」に変わることも。

③傷ついた心・精神
憎悪・恐怖・崇拝などを使い相手をハイヤーパワーにしたり
されたりする。自分と相手しか見えなくなる。

④心と身体への障害
相手との関係で満足が得られず苦痛を和らげるために何かに依存する。
自律神経失調症・過呼吸・摂食障害・抑うつの症状が出る。

⑤親密な人間関係が困難になる
自信があるがままでいられず
相手に対してもあるがままを受け入れられない。
そのため人間関係で大きな問題を抱える。

その③へ続きます。


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