レッスン4🌈本当の引き寄せの法則 (その4)

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こんにちは!😊 

スマイリーナ ENAです👩‍⚖️ 

それでは早速、前回からの続きに進んでいきましょう! 

アキ:「正直、最近は俺自身も自分で自分のことがよく分からないんだよね…。 
以前はこの仕事をしている限り、他に別のバイトをすることも出来ないから、今以上に稼ぎたくてもそれは無理だと思ってたんだ…。 
でも実際には、もう後には引けないところまで来ると、やってみたら意外と両立出来てるものなんだよね…」 

エリ:「でも、A君に話しを聞いて驚いたんだけど、アキ君が工事現場の仕事を選ぶなんて私的には意外だったわ…。  
だってアキ君って、見た目のタイプ的にもそういうのが出来るような感じには思わなかったから…」 

アキ:「本当はね、俺も最初は自分がそんなことが出来るなんて自信は全く無かったんだよ…。 
イメージとして、工事現場で働いている人達は皆んな荒くって、俺なんかは性格的にも体力的にも絶対に向いてないと思ってたんだよね…」

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エリ:「うん、だってアキ君の普段のイメージって、ちょっと内向的っていうか、そういう仕事のイメージはホントに沸かないもんね? 
いつか聞いてみようと思ってたんだけど、今回はどうしてそういう仕事を選んだの?」 

アキ:「最初は俺も別に好きでこの仕事を選んだ訳じゃあ無かったんだよ。 ただね、あの時はもう切羽詰まってたから、日払いでお金を貰える仕事はこういうのしか無かったんだよね」 

エリ:「そっか〜、そういうことだったのね?やっぱり今の私達の仕事って、職場で貰えるお給料だけじゃ一人暮らしでやっていくには厳しいもんね。 
私は今は実家暮らしだからやっていけてるけど、そうじゃなかったら私だってこの仕事をずっと続けていくことは考えてると思うわ…」 

アキ:「でもね、俺は今回そういう状況だったからこそ色々なことが分かって、今は少しだけど、そういう状況で良かったなーって思うこともあるんだよね…」 

エリ:「良かったこと?」 

アキ:「うん、その工事現場の仕事というのはね、確かに炎天下の中で皆んな汗だくになってやっていて大変なのは事実なんだけどね。 
でも、そこで働く人達が思ってもなく皆んないい人達ばかりで、本当に凄くよくしてくれるし、優しくもしてくれるんだよ…」 

エリ:「へぇ〜、そうなのね? なんかさっきアキ君が言ってたみたいに、そういう所で働く人達はちょっと荒っぽかったり、怖いイメージがあったんだけど、そんなにいい人達ばかりだなんて意外だわー…」 

アキ:「うん、俺が今回良かったな〜と思ったところはそういうところだったんだよね。 
なんかね、俺はこれまでに色々なことに対しての先入観を強く持ち過ぎていたって、今回はそれを強く実感したんだよ。 
実際、それは普段やってる食品工場の仕事もそうなんだよね…。 
俺は2年前に今の派遣に登録をした時、その担当者から、今の自分の家に近い製造工場のことを提案された後は、自分自身でそれを選んでるんだよね。 
正直ね、時給は悪く無かったから、自分なりに考えて計算したらその時は意外とこの話しは悪くないかなって思ったんだ…」 

エリ:『まぁね、確かに時給は悪くはないけど、でも今のシフトじゃあね…。 前はもっと出勤日数もあったのに、ここ最近は随分と休みや早上がりが増えてきてるもんね。 
第一に、あんなに直前にシフト出されたらこっちだって用事もあるのに予定も立てられないし、私もそういう意味では今の職場には不満がいっぱいあるわ…」 

アキ:「ねっ、そこはエリちゃんも同じように思うだろ? でもね、この前それを俺は今の会社の社長に、ちょっと愚痴るような感じで話しをしてしまったんだよね…」 

エリ:「えっ? 社長さんにそんなことを言ったの?そしたら…?」 

アキ:「うん、これは後で知ったことだったんだけどね、その会社は実は思ってもみなかった程の大きな一流の会社でね。 
そんな大きな会社なのに、その社長は社長自らがいつも現場に顔を出していて、俺達みたいなバイトにでも気安く声を掛けてくれたり、優しく対応してくれる凄くいい人なんだよね~」 

エリ:「へぇ〜、凄いわね?ホントに出来てる社長さんなのね?」 

アキ:「ある時に俺がちょっと休憩をしていた時にたまたま近くに社長がいてね。 
その時は偶然にも社長が俺に声をかけて来たから、まぁ、話しの流れの中で俺がそういう愚痴みたいなものをぼそっと言ってしまったんだよね…。 
そしたらね、その俺の言った愚痴に対してハッキリとした言葉で、それを逆に俺に問うような感じでこういう風に言ってきたんだよ。 
『あのな、今のお前の言っているその話し、その今の工場の仕事を選んだのは結局はお前自身なんじゃないのか?』ってね…。 
そしてその後も言葉を続けていってね、 
『その時その職場で働くことをお前は誰かに強制させられたのか? その時に無理矢理にそこで働けって誰かに押し付けられたりしたのか?』って言われたんだよ…」 

エリ:「う〜ん、まぁ、そういう風に言われたらそうとも言えなくもない話しではあるけどね…」 

アキ:「そしてね、その後は更に続けてこういうことも言われたんだ…。 
『お前はこれまでにも、もしも本気になって今の状態を変えたいと思ったら、その時は絶対に変われていたはずなんだよ』って…。 
『結局はアレやコレやと色々なことを言い訳しては自分に都合にいいように納得させ、最後はそういう風にしてずっとそこから逃げてきたんだよ』ってね…。 
『そして、その今の金がないのは自分が悪いんじゃあない、あの会社が悪い、派遣会社が悪い、あの担当者が悪い。 
自分はもっと働きたいと思ってるのにシフトがそうじゃないから働けない。 
生活が苦しいから他にもバイトをしたいのに、その会社のシフトでは予定が立てられないからそれも出来ない。 
だから結局は今以上には働けないから、今以上には金が入らないから、今以上には生活が良くならないから俺はこんな状態なんだ』って…。 
『そして、それをお前はいつも誰かのせい、周りのせい、環境のせいばかりにしては、いつも周りに対して愚痴ばかり言っていたって訳だ』って、その社長にその時にハッキリとそう言われたんだよ…」 

エリ:「うわぁ〜、結構その社長さんもキツイこと言う人ね…?まぁ、言ってることは間違ってはないのかも知れないけど、そこまで言わなくてもいいじゃないって感じもするわよね…」 

アキ:「いや、でもね、やっぱりよく考えたら社長の言う通りで、本当にもっともなことなんだよね…。  
正直そう言われた瞬間は、何も分からないくせに偉そうに言うなって思ったし、どうせこんなところ日払いで貰えてるからやってるんだし、もう少し余裕が出来たら長くはいないんだしって思ってたんだよね…。 
でもね、そうは思いながらもやっぱり頭の中にはその時に社長が言ってた言葉がずっと残っててね…。 
家に帰ってからも暫くは、社長に言われたことを考えてたら、ある時俺は、あっ、そうだ! その全てがホントにあの社長の言ってる通りじゃないか!!って思えたんだよね…」 

エリ:「それは…、それはどういうことなの…?」 

アキ:「社長の言う通り、これまでの全てを選択し、全てを決定してきたのは他の誰でもない俺自身だったんだって、本当に心からそう思えたんだよ。 
本当に社長の言ってた通りで、じゃあ、お前はすぐにそうやって愚痴愚痴言うが、その選んできた選択の結果が今のそれなんじゃないのか?ってね…」 

エリ:「うわぁ〜なんか凄くハッキリと何んでも言うっていうか、でもそうは言っても説得力もあることも言うのね? 
まぁ、今の話しを聞いてたら、確かにそうと言われたらそうなのかも知れないけどね…」 

アキ:「そしてね、その後には社長はこうも言ってくれたんだよね。 
『お前がもしも本気でこの後の自分の人生を変えたい、変えていこうという思いがあるんなら、その時は俺に何んでも相談してこい!』って。 
『お前が今よりも、もっともっと金を稼ぎたいとか、安定した生活が送りたいと望むんなら、その時は俺はお前にチャンスをやるからいつでもそう言ってこい!』ってね」 

エリ:「凄ーい! なんだかその社長さんってホントに凄い人だしいい人ね?  
あっ、でもそのチャンスっていうのは一体どういうことなの?」 

アキ:「それはね、もしも俺にその気があるのなら、その時はユンボとかの重機を扱う免許を取らせてくれるって言うんだよ。

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そしてね、それらはユンボだけじゃなくって、社長のところには大型のクレーンなんかもあるから、もしも本気で俺がその道に進む覚悟があるならその時はとことん応援するって言ってくれだんだよー」 

エリ:「うわぁ〜、なんかめっちゃいい話しじゃない?」 

アキ:「うん…。 まぁ、そうなんだけどね…。でもそうは言ってもね…」

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👩‍⚖️ 日払いのお金欲しさの為に入った工事現場の会社は、実は土木工事だけを担うのではない地元有数の大きな総合建設会社でした。 

その後、そこで縁があって出会うこととなった会社の社長との繋がりと、その流れとは…。 

ある日交わした社長との会話の中で、アキさんは自分のこれまでの思考や考え方、癖、そしてそれに伴う行動を指摘され、その後はそれを起点として自分自身を見つめ直していきます。 

そしてその後、社長には、今後のアキさんの生活や人生が大きく変わるかも知れないチャンスの話しを貰うことにはなっていったのですが、 

しかし…、 

その時のアキさんの心の中には、まだどうしてもその一歩を踏み出すことが出来ない心のブレーキがかかっていては、そんな状況にしばらくの間は彷徨っていくこととなります。 

次回から物語は一気に進み、アキさんの心の思いとは裏腹に様々なことが変化していきます。 

今回、この物語りの中で私達がお伝えしている『本当の引き寄せの法則のその真意』とは、 

それは、 

〝何かを強く思い続けること、願い続けることがそういうものを変えていく、起こしていく、引き寄せていく〟ものではなくて、 
〝まずは自らが先に動き出す、変わっていく、そうすることによって周りにも変化が起きていき、やがてその望んだものが引き寄せられていく〟 

ということを、 

この後もこの物語りのお話しを通じて皆様にも流れを感じて貰えたらなぁーと思います😉⭐️ 

本日はここまでです。 

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本日も最後まで目を通して下さいましてありがとうございました!💕

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