人生100年時代・・・

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はじめまして。いしいちゃんです。都内で某通信キャリアに勤めている40代中盤、Ojisanインターン生です。40代ってまだまだ若い!!!そう思っている、思い込んでいるそこのあなた・・・そうです。当たりです。ぜんぜん若いです!!!でもこの前公園で小2のムスコ君と遊んでいる時に、突然見知らぬ子に「Ojisanっていまなにしてるの?」と、ごく自然に「Ojisan」=「オレ???」という自問自答を瞬時に経験させられたときは、さすがに、歳とったよなぁ~と実感せざるを得ませんでしたが(^^;

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■キャリア経歴

就職氷河期?だったと思いますが、1997年に大学を卒業し、当時は当たり前だった新卒一括採用で某通信キャリアに入社しました。そこから早20数年、会社一筋で今に至ります。
とはいえ、当時の自分は『LAN』というものの意味もよくわからず、デスクトップPCすら組み立てられず、当然のことながら流行り始めたWindowsとかいうしろものにも触れたこともなく、だからタッチタイピングどころか、利き手の右の5本指にタイピングを頼る、そんな新入社員からのスタートでした。なんでIT企業に入った(入れた)のか、未だになぞです(笑)でも、なにかの縁であり、また引き寄せ、もあったのかな、って最近になりすごく実感します・・・

入社してから、法人営業(SE・・・(タイピングもできないのに???))、人事採用、法人営業販売企画、広報・報道、一般顧客営業販売企画、経営企画、法人営業BPR、総務・企画。。。まぁあっちいったりこっちいったりのキャリアパスを歩んできました(笑)だから、社内での人脈は比較的できたかなって思いますし、なにが楽しくて、なにがつまらない(ごめんなさい🙇)仕事なのかも、40代を前にしてわかってしまいました・・・

一方、もともとITに対する興味がなかったことも影響したのか、、、いわゆるスペシャリスト的なキャリアパスを描くことはできず、現在のところ、いわゆる「専門的なもの」はなにも身につけることができませんでした。現在の労働(転職)市場の枠内では相当厳しい存在になるんでしょうね・・・

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■転機・・・

そう、わかってしまったのです・・・40代を前にして・・・あっちこっちと、土地はあまり変わりませんでしたが職種がめまぐるしく転勤という名のもとに変わっていったので「なんか、真新しさがないなぁ・・・このままでいいのかなぁ・・・」と。
「でも、でも、『いままでもそうだったように』必ず楽しくなるときがくるからそのときまでがんばらなくちゃ『いけないんだ』」
40代前半は、常にこのフレーズを唱えながら毎日地下鉄に乗って通勤していたことを覚えています。振り返ると、数年もの間、よくぞこの葛藤に「我慢」できたなぁ、と、いまでは自己肯定してあげることができるものの、本当にしんどい日々を送ってました。そして、やはりそのときは訪れるのです。必然です。心身ともに疲労困憊でぶったおれ、お休みすること長期間・・・という始末に・・・
いままでと同じことが繰り返される『はず』、『なさねばならない』、そんな価値観で20年以上ひとつに会社に勤めつつ、いまとなってはある意味間違って、常に行く先々の職場で成功体験しかなかった自分には衝撃の『不惑時代』を過ごすことになったのでした。
そして、ここを転機に、勤め人としても、人生全体のキャリア形成についても、大きく価値観が変わり始めたのです・・・

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■燃え尽き症候群

ある意味、これに近い症状だったのだと思います。とにかくいままでは行く先々で真新しいことばかり、ゆえに、パワー・エネルギーを最大限を注ぎ込み仕事を徹底してスピーディに覚え、かつ付加価値を付けたアウトプットを・・・という意識をもってキャリアを歩んできました。
しかし、だからこそ多くの職種に触れたからこそ「この先またおんなじことの繰り返しなんかな?それじゃぁ成長できねーじゃん」という気持ち、『違和感』をしらずしらずのうちに覚えて、それとの葛藤が限界値に達し、(年齢的な体力低下も相当影響したと思いますがw)体調を崩したのだと思います。ある意味、会社人生への燃え尽き症候群、だったのでは、と。。。
自分はスポーツのプロ選手に憧れがあるのですが、その方々が引退するときって、こんな感じなのかなぁ・・・(大変恐れ多いですが・・・(笑))なんて、まさに「妄想」するここ最近です。ただ、冗談抜きにして、プロまではいかないまでも、それくらい真剣に仕事と向き合ってきたからこそ、本当に燃え尽きたんだろうな、とこれまた自己肯定している今日この頃でもあります。じゃぁ、もう引退すっか・・・おいおい、ってなりますよね(^^;
してもいいけど、まぁ「考え浅すぎでしょ、、、っていうか、感動の引退会見したいわけ?というかそれもまた妄想してるだけじゃね?だれがそんな引退会見にくるのよ・・・」と心の中のLittleいしいちゃんが、心の中でチクチクとつぶやくわけです。そう正しい、Littleいしいちゃん。こんなLittle自分がいてくれて、本当に神様には感謝しかないです(^o^)

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■さぁこれからは・・・

Littleいしいちゃんのおかげで引退を回避することができたいしいちゃん本体は、会社人生まっしぐら、の生き方を120度くらい方向転換し、さまざまなことにチャレンジし始めます・・・小さなところでは無料セミナーにわんさか参加してみたり、YouTubeとかで面白そうなためになる配信を聞いてみたり、読書をた~んまりしてみたり、いろんなコミュニティに参加してみたり、資格取得をしてみたり、そして、大事なことに気づくことができたかなぁと思っています。それは、「本当の自分はどうありたいのか!(立志知命)」を確立すること。
本当は就職活動時にやるべきこと。
そして、これがあればどんなことをしても必ず成功するはず。
ある意味で、半強制的に自分から会社というキャリアから降りた結果、とても大切なことに気づくことができたと思っています。そして見つかった?って言われると、まぁ・・・・・・・・・・(^^;
そう簡単にはものごと進みませんねw
ただ、はっきり言えることは、確実にその自分に近づきつつあるなぁ、ということですね。Theサラリーマンだった自分とLittleいしいちゃんとの出会い以降の自分とでは、「仕事以外のことでもなんにでも興味をもつようになった」点で大きく違いが出てきたと思っています。きっとそのひとつひとつがどこかで線としてつながり、新しいキャリア、それはパラレルキャリアかもしれないし、独立かもしれないし、どんな形になるのかはわかりませんが、必ず意味をもつものになったと後世気づく時がくると確信しています。
三種の神器のひとつ、終身雇用が崩壊しつつある世相において、同世代の方々の身にも降りかかることなんじゃないかと思わざるを得ないからこそ、まずは自分が実験台のつもりでいろんなことに「焦らず」取り組んでいるところです。

■まとめ

良い意味でも悪い意味でも、「会社」という組織に依存する生き方は、もうスタンダードではなくなってくるということを、自分を含むすべての同世代の方々に声を大にして伝えたいです。だから、いち早く、そのことに気づき、「本当の自分って・・・」を深く深く、深~く考える時間をもたないと、本当によりどころがなくなってしまい、雇用だけでなく心までも路頭に迷う恐ろしいことが起こるのではないか、と。。。そして、「得意なこと」と「好きなこと」と「やるべき使命」とはまた違います。どれを新しいキャリアとして追加、もしくは選択するのかまで含めて、考え、試行錯誤する時間が必要だと思うのです。

団塊Jr世代のぼくらは、ある意味いろんな不都合が多かった世代かもしれません。受験戦争、就職氷河期、三種の神器の崩壊、、、これらの過去と現在は必然であり、誰のせいでもないし誰のせいにもできません。でも、だからこそ、それを「経験」という財産に置き換えて、自律的に生きていくことをたくさん模索していかないと・・・「これ!」って気づいたことが出てきたら、行動して検証しないと・・・
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自分への戒めも込めて、これからの人生は会社+αを自分で模索することが会社への恩返しにもなると思うので、後輩たちに模範を見せる意味でも、今までとは異なる「がんばり」を楽しくしていくことが必要かな、と思います。さぁOjisanよ、大志を抱け!!!




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