すべてのHSPが同じではない

記事
ライフスタイル
様々な記事やSNSの投稿を読んでいると、同じHSPでも「ずいぶん自分とは違うなあ」と思うことがあります。



それは当たり前のことで、基本的にHSPは病気でも障害でもないので、十人十色になるのは当然と言えば当然。







ここ1~2年でHSPという気質もかなり社会に浸透されつつあり、芸能人などがこぞって「自分もHSPだ」と公表するようになってきました。

しかしながら、世の中が言う「HSPとはこういうものだ」という概念にとらわれすぎないでほしい。




状態や考え方感じ方はバラバラでも、そこに「生きづらさ」を感じているならば「こういうものだ」という概念などどうでもいいことなのです。










例えば、私の場合、どうしても複数人で会ったり、出かけることに関しては苦手です。言うまでもなく「気を遣いすぎ」て疲れ果ててしまうから。

自分はこれはHSPの最たる特徴だと思っていましたが、ここ最近「HSP同士での交流会」をしたり、「旅行」に行ったりと、いわゆるHSPサークルが流行っていると聞きます。






これについては以前のコラムでも触れましたが、それはそれでとても良いことだと思います。

しかし、自分軸で考えた場合、とても難しい環境をあえて作ることに対する懸念を感じてしまいます。




私だったら、同じHSPだとしても、長い時間グループで一緒に過ごしたり行動したりすることは避けたいので、時間を決めて1対1で語り合いたい。今はそういう気持ちです。







少し不安なのが、私と同じ考え方のHSPは他にもいると思いますが。その人たちが「自分はこういう会に参加できない」という思いから自己肯定感が著しく下がることです。






繰り返しますが、同じHSPだとしても人それぞれです。

何よりも、自分自身がどう感じるか、どこに負担を感じるか、それらを軸として自分の行動を決めてほしい。決して無理しないように




GAK75_minatotoneko_TP_V.jpg




ところで、先日のようにHSP同士のグループで旅行に出かけるとした場合。

できれば、せめて宿舎ではそれぞれが「個室」で過ごせるよう配慮したい。どんなに同じ気質で同じ感覚の持ち主であっても、やはり「独りになる時間」は確保したほうが良いです。


個人的にはそう思ういます。
HSPならではの余計な心配なのかもしれないけど。




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す