☆ 思念は毒薬にも薬にもなる ☆

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コラム

アメリカの実験で、怒っている人の息を吹き入れた袋に、虫をいれると短時間で死んでしまうそうです。通常の息は、ある程度の期間は、生きているそうです。

そう、毒気を吐くとはいいますが、毒気はまさに毒なのだと思い、その話を聞いて、ほんとうに驚きました。
つまり、怒り、憎しみの気持ちで話すときの息、そして唾液も毒になりうるということでしょう。この話はショートショートにしたことがありますが、みなさま、決して悪用はされませんように。

夫婦仲が悪化して、イライラしながら調理した料理には、無意識に毒がもられているということ。まさに究極の完全犯罪です。そうした怒りと憎しみ、悲しみの意識は私たち自身の心身をも、壊し、やがては病気にさせてしまうのでしょう。究極の自殺です。

呪いで人が死に、ポジティブな祈りによって、病気が癒やされるのも、こうした思念の力が作用しているのだと思います。

家のなかだけでなく、この世界に怒り、憎しみ、悲しみなど、ネガティブな意識が多くなれば、「物理的」に、「毒」となり、世界は病んでいくのは自然の流れといえるでしょう。

逆に、ポジティブな意識で調理された、料理や飲み物は、「薬」や「栄養剤」、「サプリ」、になるということでしょう。

ネガティブな意識は、物理的なだけでなく、精神的なものも、空気のように世界に伝わっていき、人々の心を破壊していき、やがては世界のシステムまでをも破壊していく力があるように思います。ネガティブな意識をまき散らす最たるものは「戦争」です。また、ポジティブな意識、想いは、世界を安定させて、喜びに満ちた、美しい世界にすることも、できるはずなのです。

水に、美しい言葉をかけてやると、美しい結晶に変化し、暴言を吐くと、結晶が壊れていくそうです。その意味で、神道の祝詞や、仏教のお経は、美しくポジティブです。

ですから、祝詞を奏上し、お経を読経する。祝詞を聞く、お経を聞くこともまた、心身を活性化させ、開運する力にも、なるのだと思います。

このたびも、ご視聴、誠にありがとうございます。
これからの、あなたの人生が、幸せなものと、なりますように。

               (了)

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