「プロフィールは24時間働く営業パーソン」― mavshineさんが語る、法人受注を引き寄せるココナラ活用術

副業・フリーランスの数は年々増え続けるとともに、生成AIなどテクノロジーの発展でますます「個人の力」を高めることが求められています。株式会社ココナラは2012年から個人の知識・スキル・経験を気軽に売り買いできるプラットフォームであるココナラスキルマーケット(以下「ココナラ」)を運営し、今では500万人以上の方に利用いただくまでに成長しました。
そんなココナラだからこそ、これからの時代に向けて「出品者のスキルや販売ノウハウを高め、活躍の場を広げたい」――そんな想いから、当社は出品者向けに開催した学びの場「coconala seller growth seminar」を開催することになりました。初回となる今回は、ココナラを通じてロゴやCI開発など1,300件超の実績を誇るクリエイティブディレクター mavshine(マブシャイン) さんが講師として登壇。
当日はプラチナランクの出品者を中心に約30名が参加し、「プロフィール」をテーマに講義とワークショップを展開。実践的なテクニックと鋭いフィードバックが飛び交う濃密な3時間となりました。今回はmavshineさんにインタビューを行い、白熱したイベントの模様とmavshineさんのプロフィールにかける想いをお届けします。
なぜ、いま「プロフィール」なのか?

今回は我々から登壇のオファーをさせていただきましたが、その時の感想を教えてください。
実は最初にココナラさんから登壇依頼をいただいたのは4年ほど前でした。自分が日常的に使っているプラットフォームの「中の人」とつながれるというのはすごく光栄でしたし、「自分のやってきたことが少しでも役に立てるなら」と思いました。とはいえ、僕のやり方が他の出品者さんにも通じるのか、正直不安もありました。ですが、喋るのは嫌いではありませんし、今回もありがたくお引き受けさせていただきました。
今回のイベントテーマはなぜ「プロフィール」だったのでしょうか?
EC型のココナラにおいて、サービスに気づいてもらい、安心して購入してもらうためには、事前に記載する「情報」が大きく左右すると言っても過言ではありません。
ココナラがオープンして12年経ち、「知識・スキル・経験を売り買いする」ことがだいぶ浸透してきましたし、その中で情報をしっかり公開するということも理解が進んできました。一方で「サービス内容はしっかり記載するけれど、プロフィールは後回し」になっている人が本当に多いのです。
しかし、僕の実体験では、プロフィールをしっかり作り込んだタイミングから明らかに依頼の質が変わったのです。特に法人からの依頼が増えました。ですので今回は「プロフィールこそが売上の起点になる」という話を、具体的な構成法とともにお伝えしました。
“ワークショップ形式”で見えた出品者の本気度

具体的にはどのようなプログラムを実施されたのでしょうか?
前半は講義型、後半はワークショップ型の2部構成で実施しました。前半ではプロフィールの位置付けや必要性、具体的なノウハウまで約1時間にわたってお話しました。
プロフィールは、購入という果実を育てるための「土」に当たると考えています。ココナラという土地に土台となるプロフィールという土を豊かにし、出品サービスというその上に立つ「木」を育てて果実を得る。お客さんは何より「失敗したくない」という思いがあります。木だけが育っていても、育っている環境が悪ければ敬遠されます。「サービス価格を上げたら急に売れなくなった」という声もよく聞きますが、それは市場価格に合っていない可能性だけでなく、「その価格帯で信頼を得るプロフィールになっていない」ということも考えられるのです。
このような形でプロフィールの重要性をお伝えしつつ、私の経験をもとに具体的なノウハウまでお伝えしました。
後半のワークショップ形式は初の試みだったそうですね。手応えはいかがでしたか?
「方程式を活用して、自己紹介タイトルを作りましょう」というテーマで実施しましたが、その熱量はすごいものがありました。各テーブルを回るたびに、「ここをどう直せばいいですか?」「この書き方で伝わりますか?」と質問が次々飛んでくる。
テーブルに近づいただけで話しかけられるほどの熱量で、正直ここまで前のめりだとは思っていませんでした。イベント後、「もっと質問したかった」「時間が足りなかった」という声も多く、うれしい誤算でしたね。
講義+ワークという構成で、どんな効果がありましたか?
インプットだけでは身につかないので、その場でプロフィールを書き直して、ほかの参加者とフィードバックし合う時間を設けたんです。参加者にはお互いのプロフィールにコメントを書くワークシートを配りましたが、予想以上にみんな丁寧に書いていて感動しました。
フィードバックの内容も「構成がいい」「数字の説得力がある」「ターゲットが明確」など具体的で、アウトプットによって学びが深まっているのを肌で感じました。

活発に意見交換を行いました。
今回の参加者はプラチナランクと売上も一定ある方がほとんどでしたが、それでも改善の余地はあったのでしょうか?
はい、とてもあります。僕が見た限り、プロフィールが本当に“完成”していると感じたのは2〜3人くらい。あとは「惜しい」「もう少し言語化できる」と思う内容がほとんどでした。
でも逆に言えば、それだけ伸び代があるということ。僕自身も1年前に大幅なプロフィールのアップデートをして、そこから依頼内容が一気に変わったので、参加者の皆さんにも「たった1ページで売上が変わる」ということを実感してほしいです。
プロフィールを“法人仕様”に最適化する
どのように“法人向け”にプロフィールを設計したのですか?
一番意識したのは、「専門性」と「実績」を明確に伝えること。たとえば「医療福祉分野での制作実績が100件以上あります」と書くだけで、その業界の方は「この人に頼みたい」と思ってくれます。
また、冒頭80文字に“メリット×専門性×信頼”のメッセージを凝縮し、行動を促す文言「お任せください」なども入れました。小さな工夫ですが、法人の担当者には特に響く設計となっています。

法人向けの対応で意識していることはありますか?
僕はもともと営業や販売の仕事をしていたので、法人とのやり取りはむしろ得意で、ココナラを始めた理由も「テキストでのやり取りのスキルをつけたい」という思いがあったからです。逆に、独立して最初のころは、個人のお客さんとのカジュアルなコミュニケーションのほうが難しかったくらいです。
ただ、ココナラでの経験を通じて、今はどちらにも対応できるようになりました。テキストだけで「この人は信頼できる」と思ってもらえるよう、言葉の選び方も慎重にしています。今ではむしろ“言葉だけで満足してもらう力”が、自分の強みに変わったと思っています。
プロフィールを変えたことで、実際にどんな成果がありましたか?
法人案件の受注数が増え、金額も1.3倍ほどにアップしています。法人の方は、こちらが提示する金額にしっかり価値を感じて払ってくれるし、細かい価格交渉もほとんどありません。仕事としてとてもやりやすく、今はほぼすべてが法人案件です。
出品者の学びが、プラットフォーム全体の価値を高める
ココナラが主導する学びの場について、どんな印象を持ちましたか?
とてもいい取り組みだと思います。出品者の対応力が上がれば、顧客満足度が上がって、また良い口コミやリピートにつながる。僕自身、ノウハウを出し惜しみしないのも、ココナラ出品者全体の質が上がって「満足してくださるお客さん」を増やしたいからです。結果的に、それが自分の依頼にもつながると思っています。
ありがとうございます。
最後にこの記事を読んでいる法人の担当者に一言お願いします。
PRO認定やプラチナランクの方を中心に、ココナラの出品者は、“法人の方にも満足いただけるクオリティ”を見据えてプロフィールを設計し、対応力も磨いています。
ココナラは「フリーランスの寄せ集め」ではなく、しっかりしたビジネスパートナーが見つかる場所であると考えています。安心して、ぜひプロフィールを見て依頼してみてください!
クリエイティブディレクター/mavshine

