コンテンツで広がるスキル出品の世界〜ココナラコンテンツマーケット開発の舞台裏

新たな知識・スキル・経験を表現する場として誕生した「ココナラコンテンツマーケット」。記事・画像・イラストなど、オリジナルのデジタルコンテンツを出品・購入できるこのサービスは、ビジネス・プライベート問わずさまざまな場で活用することのできる柔軟なプラットフォームです。その開発の背景にはユーザーの多様化、マーケットの進化、そして10年以上にわたるスキルマーケット運営の知見がありました。
今回は、この新サービスの開発を担当した執行役員の竹下加奈子と企画チームの俵谷沙英に、立ち上げの背景、今後の展望、そしてコンテンツマーケットが提供できる価値についてインタビューしました。
記事から画像・イラストまで「あらゆるコンテンツが揃う」マーケットプレイス

ココナラコンテンツマーケットが誕生した背景を教えてください。
当社は2012年から「ココナラスキルマーケット」を運営しています。ココナラスキルマーケットは知識・スキル・経験を持つ方がサービスとして「出品」できるマーケットプレイスで、それを求める方が購入し、必要なやり取りを経て納品に至るという流れが基本になっています。
ただ、その中でもノウハウや教材、素材やイラストなど、途中のコミュニケーションを必要としないコンテンツの取引も一定行われていました。また、世の中では情報や画像データといったいわゆる「デジタルコンテンツ」を購入することが一般的になってきたという背景も踏まえ、「コンテンツを売買する場」として切り出し、新たなマーケットを立ち上げることにしました。
ココナラコンテンツマーケットの特徴について教えてください。
利用シーンはビジネスからプライベートまで幅広く、形式も記事・画像・イラストなど、「あらゆるコンテンツが揃うマーケット」であることが最大の特徴です。オープン直後から100種類以上のカテゴリ・ジャンルに1万8,000件以上のコンテンツが出品されており、今なお増え続けています。その中にはAI、マーケティング、キャリア形成、資料テンプレート、営業支援など、ビジネスユースでも即活用できるコンテンツが充実しています。
また、今後も世の中のトレンドを取り入れながらカテゴリ・ジャンルを広げていくとともに、動画や音声・楽曲なども出品できるようにするなど、出品形式の幅も拡大していくことを計画しています。
「オーダーメイド」のスキルマーケットを運営してきたからこそ、クオリティの高いコンテンツが揃うマーケットに
オープン直後からそれだけのコンテンツが揃うのはすごいですね!
これは我々が10年以上運営してきたスキルマーケットの力が大きいと考えています。いわば「オーダーメイド型」のスキルマーケットで実績を積み重ねてきた出品者が数多く存在しており、オープン直後から多くの出品が集まっただけでなく、その知識やスキルを駆使したクオリティの高いコンテンツが揃っているというのがコンテンツマーケットの強みです。
なぜなら、これまでノウハウやスキルを提供していた人たちはそれを記事にすることができますし、クリエイティブに従事されていた方は作成した画像やイラストを多くの方に向けて出品することができます。つまり、現在のスキルマーケットの仕事を奪うことなく、純粋に販売経路を広げることができるのです。
また予想以上だったのは、これまでスキルマーケットを購入目的だけで利用していた方からの出品も増えていることです。これまで購入目的のみだった方も、それぞれ仕事や趣味などを通じてさまざまな知識・スキル・経験を積み重ねていることは変わりません。「やり取りをするためのノウハウや時間はないけれど、コンテンツを作ることはできる」と考え出品されたと推測しますが、「あらゆる人がバッターボックスに立てる世の中を作る」ことを使命に掲げている我々にとって、より多くの方がチャレンジする環境を作れたことはとても喜ばしいことだと考えています。
スキルマーケットとはどのように使い分けるのがおすすめですか?
我々としては使い分けるというより、一つの世界の中で行ったり来たりするような環境を作りたいと考えています。スキルマーケットとの大きな違いは、中間のやり取りの必要がなく、完成されたコンテンツをそのまま購入できる点ですが、たとえば記事を読んで「この人にもっと深く相談したい」と思ったら、その人にスキルマーケットで依頼してみる。
また出品者目線では、スキルマーケットでのやりとりが煩雑だと感じる人は、まずコンテンツの出品から気軽に試してもらい、自信がついたらスキルマーケットでも出品してみる。そんな行き来が起こるような場になってほしいと考えています。

ユーザーにとっても、その時々のニーズに応じてどちらも活用できるというのはとても便利ですね。そのほかの特長があれば教えてください。
出品者の「顔が見える」ということが挙げられます。もちろん、実際に見えるわけではありませんが(笑)。我々はこれまで、スキルマーケットの運営において「実績と評価の可視化」にかなり重きを置いてきました。出品者が工夫しながら作成するプロフィールやポートフォリオに加え、この実績と評価が見えることによって、実際には顔を合わせることのないオンライン上であっても、より信頼感のある取引に繋げることができていると自負しています。
この「実績と評価の可視化」を重視する方針については、コンテンツマーケットにおいても踏襲しています。ただ、コンテンツマーケットはマーケットの特性を踏まえ、人ではなく「それぞれのコンテンツ」に紐づく形にすることで、よりわかりやすく比較できるようにすることを心がけました。ユーザーの皆さんには、これらの情報も参考にしながら自身のニーズにピッタリとマッチするコンテンツを見つけ出してほしいですね。
とどまることなく、進化し続けるマーケットプレイスを目指す
生成AIや著作権に対してはどのように考え、取り組みをされていますか?
あくまでユーザー間の取引にはなりますが、プラットフォーマーとして適切な取引が行われるよう環境整備には最新の注意を払っています。基本的にはスキルマーケットと同様の考え方を反映しており、生成AIを活用したコンテンツに関してはイラストのみ不可、それ以外は活用可能としています。
また、著作権や商用利用についてもチェックボックスや宣言形式で明示し、ユーザーの自己責任のもとで健全な取引が行われるように設計しています。
今後の発展についてはどのようにお考えでしょうか。
スキルマーケット以上に、コンテンツはその時々のトレンドやニーズの変化が激しいので、これらをしっかりとキャッチしながらカテゴリ・ジャンルについては積極的に変更・拡張していきます。
また現時点では機能はシンプルですが、スキルマーケットで培ってきた開発力をフル活用して、どんどん機能改善していく計画を立てています。評価制度やお気に入り機能、ランキングなどの導入も進行中で、今後はコンテンツごとのクオリティを見える化する設計を強化していきます。
ありがとうございます。最後に、ユーザーへのメッセージをお願いします。
ココナラコンテンツマーケットは、出品と購入の両方を気軽に体験できる「新しい入り口」です。ココナラスキルマーケットと併せて使うことで出品の幅が広がり、購入の選択肢もぐっと広がります。個人が知識やスキル、経験を形にし、ビジネスにも活用できる場を提供することで、より豊かな経済圏を創り出していきます。
そして我々の最大の強みは「ユーザーの皆さんの声を聞き、スピーディに改善を続けること」です。皆さまのご意見・ご感想を吸い上げながら、チームで一丸となって「最高のコンテンツマーケット」を作り上げていきます。今後の進化に、ぜひご期待ください!
ご紹介サービス ココナラコンテンツマーケット

