栄養成分表示に騙されるな!

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いきなり穏やかでないタイトルで始まってしまいましたね(´・ω・)

包装パッケージされた加工食品には栄養成分表示がされています。
表示が義務化されているものには熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量で表示)があります。
他にも任意で表示できる項目もあります。

さて、これらの表示はその食品どれだけに対するエネルギー量、栄養素量なのでしょうか?

実は統一されていないんです。

ある食品では1食当たり、ある食品では100g当たりと表示されいるんです。
知ってました?

話は変わって「常用量(じょうようりょう)」という言葉を紹介したいと思います。
薬学の分野でも使われている言葉のようですがここでは栄養・食の分野に限ったお話をしたいと思います。

常用量とは1回、1食分に使う食材や食品の量のことです。
大体で考えると「筑前煮を作る時人参は一人1/3本分くらいかな?」
こんな感じです。

栄養士さんが栄養計算の時に使っている一般的な食品成分表は100gベースでデータが載っています。
その成分表の数字をそのまま見て「この食品には○○が多い、少ない」というのは間違いです。

その食品は普段の食事で1回あたりどれくらいの量を食べるのでしょうか?
ご飯のように1回で多くの量を食べるものでしょうか?
それともゴマのように少しの量を食べるものでしょうか?

これらを踏まえると常用量で考える必要があることが分かるのではないでしょうか。

お菓子などの栄養成分表示をみて「おっ、以外とエネルギー低い」と思っても個包装のクッキー1包装分(2枚)なんてこともあります。

栄養成分表示に興味を持っていただけたならスーパーなどで表示をチェックしてみてください。
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