「過去と他人は変えられない」これはある意味その通りです。
過去に引きずられて人生をネガティブに考えてしまう人がいます。「あの時にあんな目にあったから、きっと今度もそうなんだわ。」と考える癖がついてしまう人です。
本当にそうでしょうか?そうかもしれませんが、そうでないかもしれません。それを決めるのは自分なのです。過去ではありませんね。
また、「〇〇さんがこんなことをしたから私は不幸なんだわ。」と思う人がいます。他人の言動に引きずられてしまうのです。
本当にそうでしょうか?そうかもしれませんが、そうでないかもしれません。
誰かの一言に自分の人生が左右されるなんて、もったいない!
占いの中で私はよく「今を見てください。」とお伝えします。
過去が悲惨な人生だったとしても、今が幸せになれれば「あの過去があったから今の私が幸せを感じられる」と言えます。だからこそ今に焦点を当ててください。
他人がひどい人だったとしても、その人に影響を受けずに楽しい人生を送っていいのです。その選択肢はあなたの手の中にあります。
今のあなたが幸せかどうか、それを決めるのはあなた自身なのです。
誰かに比べて幸せだとか、あの人がいなければ幸せだとか、これができれば幸せなどと、自分の人生に「条件」を付けるのではなく、「いろいろあるけどとりあえず幸せ」を実感できれば、大抵のことはやりすごすこともできるのかもしれません。
ここまで読んで「そんな簡単な話じゃない。私がどれだけ苦しい思いをしていると思っているの!」と思う人もいます。
もう一度書きますね。
本当にそうでしょうか?
人生には限りがあります。ネガティブな方向しか見ない人生は辛いですね。
どんな苦境の中にでも花は咲きます。その花を一つから二つ、二つから三つに増やしていくことに一生懸命になっている人生は幸せです。でも「一つしか咲いてない」と文句を言い、諦める人生は不幸です。どちらも同じ花一輪です。しかし同じ花一輪でも、意味が大きく変わります。それが理解できる人は幸せに向かって歩いて行けると思うのです。