オンラインと対面での違い

しばらく更新を怠ってしまいましたが、7月と9月はひさしぶりにリアルでのマルシェ、対面でのセッション書きおろしをやらせていただきました。

ズームやチャットでご要望を伺って描くと、ある程度お時間をいただいて描くことができますが、限られたその場で描き下ろす、その緊張感というか集中も、不思議とそんなに出来栄え、ご満足度に、差を感じません。（ミニサイズに関しては）何故なんでしょうか。

対面ですとその方の空気感がすごく伝わってきます。瞬間でそれをとらえ描くという感じです。オンラインで伺ったお話しを吟味し、描く場合には、ある程度整理された感じになるというか、どちらが良いとかよくないとかそのような判断も出来ないのです。

わたしにとって絵を描くということは、いろんなシチュエーションがあって、いろんな状況があって、それでいいって思います。大作をじっくり描き上げるタイプではない私は、瞬間瞬間で生まれる言葉や、絵や形のひとつひとつをちゃんと観て、好きになってあげたいと思うのです。

完成した美しさだけではなく、不完全な美しさもあっていいかなと。