不安・パニック増幅! 時間汚染を引き起こすマルチタスク

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皆さま
いかがお過ごしでしょうか。

資料作成中にひっきりなしに電話がかかってくる。上司から呼び出されあの件はどうなったと脅される・・・あれもこれも同時に作業して脳がパニック状態。これを俗にマルチタスクと言います。

このマルチタスクは非常に生産性を落としてしまいます。
ある作業を数秒中断されるだけで、元の集中力に戻るのに30分かかってしまうという研究もあります。また、ほかの作業を同時に進めるながら作業をすることで生産性は40%も下がり、ミスの確率や作業終了までにかかる時間が50%も増えるという研究もあります。

上記のように何度も作業を繰り返すと生産性は落ちますし、時間が細切れになったような感覚が生じ、不安を感じる脳の偏桃体が活性化します。するとさらに時間に追われているような感覚になり負のスパイラルに落ち込みます。このような状態を時間汚染と言います。

それを避けるにはタスクシフトというテクニックが有効です。
作業する時間を事前に決めておくものです。決まった時間が来たら終わってなくても次の作業を絶対にやることです。スケジュール通りに事を進めることで時間が細切れになったような感覚がなくなり脳が安心します。また、ほかの作業を1日の中で同時に進めていけるのであれが終わっていないという感覚にもなりにくいです。

メールをチェックする時間も適当ではなく必ず決まった時間に見ると良いです。朝から嫌なメールを見てしまうとそれだけで脳がパニックになり、予定通りことを進めにくくなります。気づくなら他の仕事が終わった後の方が良いです。昼休みの前、15:00、退社前など集中力がある程度落ちたタイミングを狙うのが良いかと思います。






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