アナリティクスの毎日の定点観測は4箇所しか見ていない

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。
SEO対策でアクセス50倍にした松嶋俊です。

アナリティクスの悩みの一つに、項目がありすぎて適当に見てみるも結果、何も得られないまま時間が過ぎてしまった。という事態に陥っている人が多くいらっしゃいます。

アナリティクスは無料なのに機能性はすごく各流入元からのアクセス数も見れるし、トランザクションも見れる。

また、各ページのアクセス数や直帰率、滞在時間も見える。新規とリピーターの割合も見れるし、行動フローまで見れる。さらには、売れた商品やコンバージョン率も見れる。

もっと言えば、一人ひとりがどこから流入して、どういうページをみて、購入したのかまで見れてします。いやはや、解析が好きな人は、時間が経つのを忘れ見入ってしまうほど楽しいツールが無料で見れてしまいます。

ただ、前回のブログでも書きましたが、アナリティクスを見るときは目的を持たなければ、何も得ることができない、ただただ時間が過ぎ自己満で終わってしまうツールです。

なので、アナリティクスを見るときは目的を持ってみるようにしましょう。


僕自身、毎日アナリティクスを開いて数字を見ているのですが、正直、そこまで多くの項目は見ていません。

数項目を見て閉じてしまいます。

「えっそれだけ!?」

と思うかもしれませんが、それだけでも十分サイトの変化が分かるので意味ある確認だと思っています。では、実際どのような項目を見ているのか。そして目的は何なのかについてお伝えします。

毎日の定点観測。目的は「変化がないか?」の確認


毎日の確認の目的はこれにつきます。そして何を見ているのかというと、
 ・ユーザー項目(セッション、直帰率、新規とリピーターの割合)
 ・集客(チャンネル)
 ・行動(各ページのアクセス数など)
 ・コンバージョン(商品の販売状況)

このくらいです。各項目ごとにエクセルでまとめ前日との比較、1週間ごとで比較して数値に変化がないかを見ています。

たとえば、こんな出来事に気づく事ができました。

毎日数値をエクセルにまとめると離脱率が異様に低いときがあり、調べると、You Tubeからの流入が増えていることに気づきました。

You Tubeで商品が紹介されたのか?
自社のYou Tubeチャンネルがバズったのか?

と仮説を立て、You Tubeを見てみるとチャンネル登録者数10万人超えのチャンネルで紹介されていたことに気づき、アクセスが一気に増えたという事実が見えてきます。

また、もっと見ていくとYou Tuberのチャンネルからアクセスした人は一人あたりのページビュー数が高く、離脱率が低いのに気づき、「このチャンネルの視聴者は、相性が良い!質が高い!」と仮説がまた立てれます。
※一人あたりのページビュー数が高いと良いと判断する反面、
 サイト内で迷子になっている可能性も考えられますので十分注意
 してください。

じゃあ、今後の施策として、このYou Tuberと一緒に企画をすれば商品に興味のあるユーザーを取り込めるな!と繋がるわけです。

この些細な変化に気づけるのも日々、決まった項目を定点観測をしているからであり、変化はないか?という目的をもって見ているから気付けるのです。

たくさんの項目を見る必要はありません。
大まかなアクセスの流入元、ページのアクセス数などを見て、変化があれば、更に深堀りしていくスタイルで十分だと思います。

逆に毎日たくさんの項目を見て「忙しい、忙しい」と見るのが嫌になり、結局見なくなる可能性が高いですので、毎日続けられ、なおかつ売上をあげるために関連する項目をみるようにしてみてください。

意味あることを続けることが一番大事です。
それでは。
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