みなさんこんにちは、のっちです。
HSPの人は優しい人が多く細かいことによく気づきます。
さらに「考えすぎ」という特徴が発動することで、どんなに仲のいい人や家族であっても、メンタル的にしんどくなってしまうことがあります。
今回は人間関係で心の疲労を感じてしまう原因とその解決策をご紹介したいと思います。
気を使っても伝わらないモヤモヤ
人とコミュニケーションを取る時に、相手の表情や言葉、目の動きや声のトーンなどの細かい変化を見逃さないため、相手の感じていること、時には思考すら読み取ってしまいます。
さらに「考えすぎる」上に「想像力の豊かさ」が加わり、相手にこうしたら喜んでくれるかなとか、相手が不機嫌にならないかなと頭をフル回転させます。
その結果、いろんな気遣いをします。
もちろんその気遣い疲れはあるんですが、もっともHSPのメンタルにくるのが、「相手のリアクション」です。
自分がやったことに対して、相手が感謝を伝えてくれたり、求めてるリアクションをしてくれるとは限りません。
そうすると、「あれ?言い方間違えた?」「この気遣いしないほうがよかったのかな?」と自分の起こした言動に対して一人反省会が始まります。
これがHSPの人が人間関係で感じる疲労の大きな要因です。
人に期待しない方法
ここで問題になるのは2つです。
「他人を気にしすぎていること」と「人に期待をしすぎていること」です。
「他人を気にしすぎる」の対処法は基本的にはどうやって自分本位に生きるかという考え方を変えることにあります。これは後日お話しします。
今回は「人に期待をしないための方法」をご紹介したいと思います。
期待していることを認識する
いきなり「期待しない」を実践しようとすると逆効果になる場合があります。
「どうせ人間なんてこんなもんだよね」とか「これだから他人と関わるのは疲れるんだよ」みたいに、「全く期待をしないんだ!」と極端に考えてしまうことは、その場ではいいかもしれませんが、根本の解決には至りません。
最初は「期待しない」のではなく、「期待しているということを『自覚』する」ということがポイントです!
「期待しない」は特効薬
「期待しない」という言葉を聴くとすごくマイナスなイメージを持つかもしれません。
しかし、効果はその逆です。
「期待」とは、ある意味自分が相手に勝手に押し付けているエゴのようなものです。
それを手放すことで人間関係はスムーズに進みます。
期待していないのだから、相手がどんな行動をしても、どんなリアクションをしても気にならない。
それでも気遣うことはいいことです。
いっそのこと自分のために相手に気遣うようにしましょう。
100%相手のためにしてあげるのではなく、自分が相手のことを好きだからやってあげる。結果的に相手に伝われば御の字だけど、その行動をした自分がすごいんだ!と考えることができれば、相手の反応は気にせずに自分が心からしたいと思える相手への気遣いができるでしょう。
相手の変化に気づいて、考えることができるのはHSPの人のいいところですので、ぜひ自分の行動に自信を持ってください。
それでも期待したい場合は?
それでも仲のいい人だったり、恋人や家族だったり、大切だと思う人には「変わってほしい」と思うのは当然の感情です。
どうしても期待してしまうこともあると思います。
次回は相手に期待しないとはいっても、タバコをやめてほしいとかこういうところは直した方が相手のためになるという状況ってあると思います。それでも変わってほしい時の解決策をご紹介します!