HSPの気質との向き合い方〜その2「リフレーミングで自分を好きになる」〜

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みなさんこんにちは、のっちです。

その繊細さから世の中が生き辛いと感じてHSPだと知っている人、以前のブログ『HSP診断』 で自分がHSPだったと知った方もいると思います。

しかし、HSPだったからと落ち込む必要はありません!

HSPは病気ではなく性格の特性で、5人に1人が持っていると言われている気質なんです。

今回は、HSPとの向き合い方についてお話して行きたいと思います。

繊細さんが最初にやること

もちろん同じHSPでも人によって、大きい音は大丈夫だけど他人の声が苦手とか、そもそも大きな音が苦手だけど小さい声なら他人の話し声は気にならないなど、人によって細かくは気質が違うため、対処法もたくさんあります。

しかし、どんなタイプの繊細さんであれ、共通している最初にやることは「HSPに向き合う」ということです。

今回はHSPに向き合うための4ステップの2つ目「自分を好きになるリフレーミング」を解説したいと思います。

自分を好きになるリフレーミングとは?

リフレーミングとは、ある枠組みで捉えている物事を違う枠組みでみてみようというもので、シンプルにいうと「捉え直し」のことを言います。
もっとわかりやすくいうなら、自分の物の見方や感じ方、捉え方をプラスの方向に変えていこうという話です。

実際そう言われても最近自分がHSPだと知った人にとってはプラスに捉えるなんてよくわからないという人もいると思いますし、HSPだという認識がある人にとっても、繊細であることで生き辛さを感じているため、どうしてもネガティブに捉えてしまうと思います。

だからこそ、「HSPをプラスに捉えるフレーム」さえ身に付けてしまえば、少しでも自分のことを好きになれるし、今までよりも楽に生きることができるのではないでしょうか?

リフレーミングの2つの基本

リフレーミングをわかりやすく説明する時に「コップに入った半分の水」がよく使われます。

”半分しか入ってない”と捉えるのか、”半分も入っているのか”という例のやつですね。
僕はひねくれてるので、コップの大きさとかその時どのくらい喉が乾いてるかによって違うだろと思います笑
でも、例えととしては非常にわかりやすいですよね。

実際”半分も”と捉えるフレームで物事を捉えることができれば、気持ちに余裕ができて楽に生きることができるのかなと思うのですが、このリフレーミングには2つのコツがあります。

①状況のリフレーミング

状況のリフレーミングとは、気質そのものを変えるのではなく、その気質を活かせる状況自分を置こうということです。

そもそも気質そのものを変えることは非常に難しく、正直いうとほぼ不可能だと思います。
ホッキョクグマが南国に暮らすようなもので、その人にはその人にあった環境でないと生きにくく感じるのは当たり前なんです。
例えば、人の感情や考えていることが読み取れてしまって辛いという人が、大人数でコミュニケーションをとる営業などの仕事をしたり、シェアハウスで複数の人と生活すると、自分に合わない生活なので途中で辛くなってしまいます。

ですが、一人で作業できるような仕事を選んだり、一人の時間が作れるように一人暮らしをすることで、ストレスの少ない生活を送ることができるかもしれません。
僕なんかはこのタイプで、大人数が苦手なので友達と会うとしても3人から多くて6人が限界です。

今お伝えしたのはほんの一部ですが、気質を変えることなく状況・環境を変えるだけで、自分の持っている気質を活かすことができて、自分を好きになることができるかもしれません。

②意味のリフレーミング

意味のリフレーミングは、今起こっている出来事や状況に対して、どんなプラスの要素があるのだろうと、極端にいうと物事をポジティブに捉えようということです。

僕はあまりなんの理由もなくポジティブに生きよう!みたいな自己啓発的な考え方、もしくは精神論的な考え方は好きではないので、ある程度根拠を持ってお話します。

アンビバレンスと言って、物事には愛と憎悪や好きと嫌いのように一つの対象に対して相反する面が存在する両面価値という考え方があります。

つまり、HSPの要素も見方によっては悪い面に見えますが、良い面に捉えることだってできるということです。

・大人数が苦手→一人の時間を楽しめる
・細かいことが気になる→些細な変化に気付くことができる
・外からの刺激に弱い→感受性が豊か

というようにHSPの一見良くなさそうな要素も見方を変えれば良い面に変えることができます。

なのでただ悲観するのではなく、どうしたらこの特徴を良い面に変えていけるのか、どうやったら活かせるのかという工夫をすることが大事だったりします。

まとめ

いかがでしたか?
HSPと向き合う方法ステップ2「自分を好きになるリフレーミング」では、自分の気質はそのままに、気質が活きるような環境や状態に変えたり、持っている気質を別角度で捉えた時に良い面に変換することで、少しでも自分を好きになることができるのではないでしょうか?
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