前回は、
自然を大切にする事は自分が整う方法。とお伝えしました。
あなたは、ストレスが溜まった時に、ふと海や山に行きたくなる事ってないですか?
それもそのはず
〈自然には自律神経を活性化する効果がある〉
から。なんですね。
自然に触れると、美しい景色や、緑の効果で得るオキシトシンで<安らぎ>感副交感神経(気持ちが穏やかな時に働きだす神経)がダメージを回復し、感情システムに影響を与えます。
また、
季節の変化で得るドーパミンによる<興奮>や、
未知との遭遇で得るアドレナリン・コルチゾールの<脅威や警戒心>
などなどの効果で、交感神経も活性化し、
自律神経のバランスに影響を与えます。
安らぎや興奮、脅威や警戒心で、
自律神経のバランスが整う場合があるのですね。
更に、
空気中に漂う、様々なカビや細菌が付着した花粉やら何やらを吸い取り込む事で、体内の細菌バランスに影響します。
良いと言われる菌ばかりでは、人間の体は成り立たない。
人間の心も体も多様なものによる関係性が大事。
という訳です。
アウシュビッツの体験が描かれた『夜と霧』という本では、
死と隣り合わせの劣悪な環境の極限状態で人々の心を救ってくれたのは、
〈自然の光景〉だった。と伝えてありました。
自分は自然と一体であると悟ったお婆さんは、
今の劣悪な環境のおかげでその事に気づかされ感謝している。と記されています。
私達が生きているのは、
空気や水や生き物などの自然のおかげです。
その多様性による影響を信じられずに、コントロールすることに依存し、コントロールされるものを過剰摂取して、
自然と人間のバランスを崩しています。
そんな現状に、自分を含め諦めていた私でしたが、
自然と人間のバランスを取り戻す為に
『私達が出来る事は必ずある』
という言葉を頂き、私は希望を持ちました。
私達に出来ることは、《自分の環境》を整えること
自分の違和感に気づき、自分を信じて、自分の心と体の声を聞き、
自分の自然体を取り戻し、ストレスと上手く付き合って、
自分の本当の思いを見つけ行動に繋げていきましょう♪