無意識を整える(呼吸)

記事
コラム
あなたが、常日頃、無意識にしている事は何ですか?


私達が無意識にしている事に、

・呼吸
・思考
・姿勢を取る
・睡眠
・体の細胞の活動

などがあります。


この、四六時中している無意識の行いが、

<その時の自分に必要な行い>であれば
自然と、生き方に変化が起こると期待できますよね。

生き方に変化を起こしたくて
正しいと言われる事を実践している方は多いと思います。

・呼吸を整える
・ポジティブ思考する
・姿勢を正す
・良質な睡眠への行動を取る
・体に良いものを摂取し体の内側から健康にする

など。

とは言えど、、、、、

そもそもこの世で、これが正しい。というものは決まっていない。
人間が分かっている事なんて、たったの5%と言われていますから^^

さらに、正しいと正しくないは背中合わせなので、
どちらにも解釈可能です。

つまり、何が言いたいのかというと、

世の中で正しいと言われるものが正しいからそれを選択するのではなく、
その時の自分が本当に求めるのもを察知する感覚で選択することが大事です。

健康になりたいとアレコレやっている人よりも、
好きに生きて健康体な方っていらっしゃいます。

そんな方は、自分の感覚に素直なのかな・・・と思ったりします。



でも、私達はよりよく生きたい。ですよね。

なので、日々の生活で、その時の自分が本当に求めるのもを察知する感覚を発揮するには、どうすればいいのか?と言うと、

<<本当の自分を知ること>>がメチャクチャ必要です。


で、今回お伝えする呼吸の効果と、自分を知ることとがどう関係するのか?

ってことなんですが^^


私達は、呼吸に集中する程、
無(脳で言葉を使った思考をしていない)に近い状態を作れます。

無になる程、
リラックスした状態。心や体のバランスが取れた状態になるのです。

よく、無の境地とか、フロー状態とか言われていますが、
この状態は、良いパフォーマンスが取れると言われるし、

私も、自分の人生を振り返るとそうだな。と思います。

そして、その状態が<<本当の自分を知ること>>に繋がります。



普段、私達は、考え事をしたり、外部から何かを感じることで、
私達の心や体のバランスは、シーソーのように、簡単に傾くのですね。

思考呼吸は、私達の自律神経に関係がある。

そして、私達には、自分で自律神経を整える為に、様々な欲求を起こす力がありますが、

その欲求が満たされていないと、傾いたままなんですね。


つまり、その欲求が自分の本当の欲求ではないと、
偏りは解消されないということです。


そんな時、私達には違和感が起こります。

違和感は、バランスが取れていない時に起こる。

なので、違和感の奥には、自分の本当の思いがあると私は、しつこくお伝えしていますが^^、


私達が、素直に思うことや体で感じる感覚は、
その時の自分の本当の思いです。


例えば、

本当は不安なのに不安をないものにして強がっている
本当は休憩したい、他の事がしたいのにその欲求をスルー

など。

大人の私達は、理性や理屈で、素直に自分の思いを表せない時は多いですが、

そんな時は、何だかスッキリしないものを抱えたまま、
あれこれと思考をしながら行動する状態になり、

雑念が増えていきます。


なので、

呼吸で自律神経を整えて、
無というバランスの取れた、心と体の状態を体感できたら、
違和感を抱えた時の、心と体の状態との違いが分かりやすくなります。

つまり、違和感に気づきやすくなる。ということです。



あなたが最近、スッキリしない状態ならば、

自分で自律神経を整える力に気づく為に、

呼吸の方面から、あなたの無意識を意識する習慣を取り入れましょう。


とりあえず、実践だと言えますので、

今回は、私が効果を感じている、基本的な腹式呼吸の方法をお伝えします。


呼吸に全集中しましょう。

口を開け、口から体の中の空気(二酸化炭素)を、出すイメージで、ゆっくりお腹をへこましきる。
吸う時は、鼻から空気(酸素)を頭のてっぺんから取り込みお腹を、ゆっくり膨らませきる。


この方法を、
作業の休憩時間やお風呂の中、寝る前のベッドの上など、背筋を正し、体をリラックスさせた状態で行い、

集中が続くなら続くまでやってみましょう。

私達は、無の状態を継続させるのが難しい生き物です。
言葉がすぐに浮かんできて思考は始まりますから。

なので、
いまいち、続かないならあっさりやめて次の機会に^^
気長にどうぞ。


この、腹式呼吸の長所は、

・鼻から空気を吸うことで外気が鼻毛により浄化される
・副交感神経が優位になりリラックスできる(結果、脳内が広範囲に活性化す る)
・横隔膜周辺の筋トレになる
・省エネルギーで呼吸できる

短所は、
・内臓が下がる
・一度の呼吸の空気の取り込み量が少ない
・やりすぎたらリラックス中毒^^になるかも

です。

私達は、腹式呼吸と、胸式呼吸のどちらもしていますが、
胸式呼吸にも、もちろん長所と短所があります。


その時の自分の状態に合わせて、
私達は自然に呼吸の方法を選択していますが、

交感神経が優位なままの場合、
意識的に腹式呼吸を選択することで、バランスを整えられます。


私は、呼吸に関しては、

ヨガマスターの瞑想、気功の本などの本格的なものから、
呼吸を意識したストレッチやヨガなどのライトなものまで、

(半信半疑で^^)呼吸に意識することを始め、10年以上経ちました。

その結果、

・ぐっすり寝られる
・不安解消・体調や痛みの改善に効果

があり、
心と体を整えたい時に意識的に行っています。


無になる状態を作るには、

サッカーやテニスのやり方を本で読んだだけでは身に付かないのと同じで、
地道なトレーニングは外せません。


効果がある or 効果ない or どちらでもない
と感じても、

長続きさせるには、自分に合った色々なやり方を作り、
検証してやり続けて上達するもののようです。


なので、呼吸に集中する習慣で、

<<今ここにいる自分>>を感じる、無の状態に近づき、
生き方に変化を起こす、腹式呼吸を身に付けることを、

ライトに、気長に始めていき、あなたの感覚で
自律神経を自然に整える力を取り戻していきませんか?



























サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す