営業資料の作り方⑪ レイアウトする

記事
ビジネス・マーケティング
ここまで来たらあと少し。
さあ仕上げに入っていきますよ!

資料の仕上げはあなたの、あるいはあなたの会社の、事業の印象を大きく左右します。
相手への敬意を込めて丁寧に作業をしてきましょう。
その気持ちはかならず相手に伝わりますから😊

仕上げのコツは、全体を大まかに仕上げていくこと。
1ページ1ページ作っていくと、行きつ戻りつになってしまい、効率がよくありません。
作業を工場のラインのように流れ作業に分割し、全体を少しずつ仕上げていき、最後に個別対応が必要な箇所を作り込みます。

文字配置を整える

作成したテキストを、ページタイトル、見出し、本文、キャプション(図表の説明文)としてスライド内に配置してきます。

【ビフォア】
たたき台.png
【アフター】
タイプセット.png

土台で設計したフォント・フォントサイズ・行間サイズ、ガイドラインに沿って設定を実行していきましょう。
マシンになって余計な感情を挟まないようにしてざくざく作業をしていきます。

画像やグラフのスペースの割り振り

次に、ざっくりレイアウトをしながら、画像やグラフのスペースを割り振っていきます。
アイコンなどを使用したい場合もこのときにスペースだけ取っておきます。

人間の脳はイメージが大好き。
適切なグラフィック表現は好感度を上げるだけでなく、内容を理解する力をくれます。

バランス良くグラフィックを配置するには、まずページ全体の中でサイズや配置を決め、そこに合わせて作り込み、調整をしていきます。
スペース取り.png
ここで内容を少々変えたくなることも当然あるでしょう。

上記の例で言うと、右上のスライドは印象的な図表で説明することで事業の新規性がより伝わるだろうと思いましたので、文字の説明はばっさりカットしました。

会社の場合、ここまで大きな改変をした時はあとで上司に許可をとりましょう。

要素を作り込み、色付け、デコレーション

最後に、設定したスペースに合わせて画像、グラフ、イラスト、アイコンなどを作り込んでいきます。

イラストや素敵な画像はこの段階で探しにいきましょう。

まとめて探すことでテイストの揃った画像を集めることができます。
仕上がり.png
作り込みと一緒に色付けも。

色は情報をよく伝えます。

・ポジティブ色は共通させられているか
・ネガティブ色は共通させられているか
・強調色は共通させられているか
・同じ意味合いを表現する時、色使いが共通になっているか

などに気をつけましょう。

罫線の種類が多くなりすぎないように注意するのも大事。

息抜き、目休めに飾りをつけたり、吹き出しやセリフで変化をつけたりする時も、ここで全体の呼吸やバランスに沿って考えていきます。

まとめ

資料デザインを行う際は、工場のライン作業のように、共通する作業をまとめてやってしまいましょう。

少しずつ少しずつ全体を仕上げていき、最後に個別対応しなければならない箇所を作り込むと、効率的に作業できますし、全体の仕上げもきれいになりますよ😊

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