東洋医学で考える~喘息~

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わんちゃんでもねこちゃんでも、咳でお悩みの方は多いかと思います。
咳と言っても原因は様々で、もともと気管虚脱を持っていたり、心臓病からくる咳、アレルギー性疾患などなど、治療法は様々です。

喘息とは東洋医学では哮喘(こうぜん)と呼びます。
喘息の原因は、東洋医学では胸に痰が存在するためと考えます。
この痰というのは、我々が普段咳の時などに出てくる痰とはまた違った概念で、体の水分(津液)が溜まって滞ってしまったものと考えます。
痰が排泄されずとどまってしまった場合、様々な病気の原因となり、胸にたまった場合は咳の原因となります。
もともとの体質による場合もあり、水太りしやすい子というのはこの痰が溜まりやすくなります。

また、全然関係ないように思うかもしれませんが、胃腸の機能が弱っている場合にも咳などの呼吸器の病気になってしまう場合があります。
現在の胃腸機能全般は東洋医学では「脾」という臓が担っていると考えます。この「脾」は「肺」と密接な関係にあります。「脾」が弱ってしまうと「肺」も弱ってしまうんですね。
なので食べすぎ、お菓子ばかり食べているというのも呼吸器の病気を悪化させてしまう可能性があると考えます。

高齢のわんちゃんねこちゃんで咳が見られる場合、気不足によって咳が起こっているケースがあります。
その場合はお灸が適応になるケースがあります。もしご興味あれば是非ご検討ください。
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