東洋医学で考える~便秘~

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便秘は人間でもお悩みの方たくさんいらっしゃるかと思います。
動物では特に高齢の猫で便秘に悩んで相談を受けることが多く、時にはトイレで鳴きながらきばってなかなか出ない...と言われることも多いです。
排便は毎日のことですので、なかなかでない・痛そうにしながら便をしなければいけない、となると動物たちにはかなりの負担になるかと思います。

東洋医学では動物の便秘が以下の原因で発症することが多いと考えます。

①熱秘タイプ
高カロリーな食事などにより、胃に熱がたまりやすい場合は、水分(津液)が熱で減少し、腸の潤いが低下するため、便秘につながります。

②気秘タイプ
ストレスや運動不足により気の流れが滞ると、腸の動きが停滞してしまうため便秘を発症します。

③虚秘タイプ
加齢や慢性疾患に伴い、気血が減少し、腸の動きや潤いが低下するため、便秘になってしまいます。
高齢の猫ちゃんはこのパターンが多いかもしれません。

④冷秘タイプ
冷えから腸の動きが低下してしまい、便秘を発症します。
冬など寒い時期はこのパターンを注意したいですね。

特に上記の③・④のタイプでは、お灸が非常に効果的かと思います。

もし便秘でお悩みのわんちゃんねこちゃんがいらっしゃいましたら、ぜひお灸教室ご検討ください。
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