【中医学】10年後になくなる仕事 薬剤師

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【相談】
「中医学勉強してみようと思うんだけど、どう思う?」
大学の薬学部時代の親友からの突然のLINE。

返事は、
「すごくいいと思う」

薬剤師は、国家資格であるがゆえに、その資格に甘んじて自分の強みや才能にあまりフォーカスすることがないです。

病院の隣に薬局が隣接できれば、自然に患者さんが毎月薬を買いに来てくれから。

自分の強みや才能など考えることなく、日々淡々と業務をこなしていきます。

厚生局は、
「薬剤師は、調剤室で黙々薬を作るんじゃなくて、患者さん一人一人に自分の責任を持って寄り添うこと。すぐに、医師の責任に転嫁するような薬剤師ではダメなんだよ」

と薬剤師たちに通達を出しています。

皆さんは、薬局で相談したとき、このような返事を薬剤師からされたことはないでしょうか?

「病院の先生に相談してください」
という塩対応。

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そして、心の中でこのように思ったことはないですか?
「いや、薬剤師としてのあなたの意見を聞いてるねん」

患者さんは、薬局で長時間待たされたあげく、病院で伝えた症状をもう一度聞かれ、

「忘れないように飲んでくださいね」

というありきたりの締め言葉。

今回は、10年後になくなる仕事「薬剤師」というテーマでお話していきます。

結論は、
「AIにはできない患者さんの気持ちを汲み取り、寄り添える薬剤師が今後必要となる」
というお話です。

1)必要とされる薬剤師


薬局で働いていて感じたのは、
「患者さんの薬がどんどん増えるのはなぜだろう」

患者さんが
「おかげさまで、血圧が下がっています。でもコレステロールが増えてきました」

多くの50代、60代の患者さんは、薬が増える傾向にあります。

皆さんは、なぜだと思いますか?

答えは、薬は治療ではないからです。

患者さんは、薬を飲みたくて薬局に来ているのではないのです。

病気を治したくて、その方法を知りたくて薬局に来ているのです。

でも、薬剤師は、処方箋通りに薬を患者さんに渡すだけ。

しかし、多くの薬剤師は、患者さん1人1人に寄り添い生活習慣のアドバイスをして薬を減らして行きたいと思っています。

でも、患者さんに寄り添うには、時間が必要。

しかし、低い保険点数や高い人件費など薬局経営から考えると難しい。

これが薬局の現状です。

2)一生働きたい


減薬お仕事をしていてとてもやりがいを感じます。

患者さんの薬が減って、患者さんが笑顔を取り戻し、いろいろなことに挑戦する姿を見せてもらうとこちらがパワーをもらいます。

減薬の提案をするためには、中医学が必要でした。

何年間もかけて学校を探した結果、中国医学協会に辿り着きました。

中医国学協会のイマナカ中医師が、生徒たちにいつもいう言葉があります。

「病気は結果、必ず原因がある。
見たこと、聞いたこと、体験したことは、医学として採用してはいけない、採用していいのは、必ず、結果から原因まで理論が成立していること」

中医学は、2400年前に書かれた医学書で、人がどのようなメカニズムで病気になり、どのように治っていくのかが書かれています。

はじめは、
「何でそんなことわかるのだろう」
と思っていました。

しかし、相談に来られる患者さんの病気の進行が、医学書に書かれた通りになることから、中医学をもっと勉強したいと思うようになりました。

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そして、医学書に書かれた通りに患者さんにアドバイスしていくと難病と言われていた患者さんが治っていくのを実際の目で見たときに、もっと伝えていきたい、これを一生の仕事にしたいと思うようになりました。

3)柔軟な行動力と自分を信じる継続力

減薬指導は、患者さんの病気に対するイメージを変えることから始まります。

・医者に行けば治してもらえる
・薬を飲めば治る
・手術をしてもらえば治る

結論、治りません。

薬や手術で症状に蓋をしても、治ったように見えても、根本治療をしない限り治りません。

根本治療とは、良いと思って積み重ねた間違えた生活習慣。

人は、病気になろうと思って生活しているわけではありません。

わかっているけどやめられない生活習慣(タバコ、過労)、または健康のために良いと思ってしている生活習慣(1日2Lの水)で病気になるのです。

人は、身を守るために現状を維持するという本能があります。

そのため、長年してきた生活習慣を変えるのには、大変エネルギーが要ります。

体質改善して減薬するためには、
・現代社会に対応した柔軟な行動力
・自分を信じて継続する力

が必要です。

中国医学協会では、医師、薬剤師、鍼灸整体師、ヨガ講師、栄養士など様々な職業の方々が学んでいます。

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患者さんの気持ちを汲み取り、患者さん一人一人に寄り添うこの仕事。

自分の仕事に中医学の理論をプラスして、患者さんの心と体を健康に導くお仕事。

一生働ける仕事を探している人は、ぜひ選択肢の一つにしてください。

【中医学薬膳講座】
イマナカ健二中国医学協会主催の中医薬膳学講座が令和6年5月から始まります。

私は、大阪第4土曜クラスの講師。

【中医薬膳学講座プレ無料セミナー】
日時:4月27日(土)11:00~13:00
会場:大阪市平野区(平野駅から徒歩15分)
申し込み:DM
会場参加:薬膳茶・おやつ付(注意イマナカ中医師は出席しません)



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