【資産形成】円安がなぜ進んでいるのか

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こんにちは!ゆんすけです。
今回は現在、進行している円安について解説していきたいと思います。

円安とはなにか?

円安とは他の通貨に比べて通貨の価値が安くなることを言います。円安となる理由は他国との政策金利の差で引き起こされます。その他国とは主に主要通貨のドルと比較されます。
現在、1ドル153円です。これは1ドルを手に入れるには153円を払わなくてはいけません。これは1年前現在では1ドル140円でした。そのため、1ドルを手に入れるために10円高く払う必要があるため、円が安くなってることが言えます。
政策金利の説明に関しては以下の記事に書いています。


現在、円安になっている3つの理由

現在の円安になってりう理由は主に3つあります。
①アメリカの政策金利が上がったから
②日本の政策金利が上がっていないから
③マーケットが「円」に期待をしていないから

①アメリカの政策金利が上がったから
アメリカはコロナ後に経済が上向きになりました。そのため、アメリカは政策金利を挙げることをアメリカ政府は決定しました。一方で日本はマイナス金利を廃止しましたが、まだ政策金利は低い状態になっています。
よって、アメリカと日本の政策金利の差は開いています。それが、円安に拍車を掛けました。

②日本の政策金利が上がっていないから
先述の通り、日本は政策金利をマイナス金利から脱却したものの未だに政策金利は他国、特にアメリカに比べるとかなり低いです。
なぜ、日本が政策金利を上げることができないのかというと、日本は多額の国債を保有しているので金利を上げると支払う利子が増えてしまうので容易に上げることができません。

③マーケットが「円」に期待をしていないから
マーケットは「円」に期待をしていません。理由は2つあります。
1つ目は先述にある通りで、日本は容易に政策金利を上げることができません。そのため、日本の「円」を買うことによってのメリットがないため投資家および投機家は「円」に期待していません。
2つ目は様々な社会問題があるからです。社会問題とは具体的には少子高齢化です。これから国力が衰退していく日本の「円」に対して期待をしていません。
これらの2つの理由から「円」はマーケットで期待がされていません。

これからも円安が進んでいくでしょう。円安は「円」の価値が目減りしていきます。そのためにも、海外への投資や株式への投資が重要になっていきます。
資産形成を考えてみてはどうでしょうか?

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