【資産運用】マイナス金利とは

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こんにちは!!ゆんすけです!
15日に判明したことで、日銀が18、19日に開く金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の柱であるマイナス金利政策の解除を決める見通しとなりました。
ここで今回はマイナス金利について説明をしたいと思います。

マイナス金利とは

マイナス金利は、通常の金利が負の値を取る状況を指します。
これは、本来であれば民間の銀行が日本銀行に準備預金(金融政策の実施や銀呼応の安定を支援するために日本銀行があずかるお金)として預けている場合に日本銀行は利子をつけて民間銀行に返金します。
しかし、マイナス金利を実施することで民間銀行が日本銀行にお金を預けるとマイナスの利子がつきます。つまり、手数料がかかります。
その為、民間銀行は日本銀行に預けるよりも他の企業に融資をしたり民間人にローンを組んだりしてお金を回すようになります。
日本銀行のマイナス金利はこれを狙いとして実施されました。

マイナス金利のメリット・デメリット

マイナス金利の実施にはメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。

メリット
・景気の刺激
これこそ、マイナス金利の実施の目的の一丁目一番地です。
銀行や企業が預金を保有する代わりに投資や消費を促進することが期待されることです。企業が設備投資などを行なうことによって収益が上がり、賃金などが上がり民間人の消費額も上がり、、、、というこのサイクルを日本政府・日本銀行は望んでいました。

・通貨価値の低下
国内通過の価値が低下するため(理由:もらえる利子が少ない通貨は持っていても意味ないから欲しいという人が減るから通貨の価値が下がる)、輸出を促進する効果があります。輸出産業が刺激され、国内経済が活性化することを望み。

・デフレの抑制
日本は長い間、デフレになっていました。マイナス金利の実施によってデフレの圧力を緩和して、デフレからの脱却を目指します。

デメリット
・金融機関の収益の影響
マイナス政策により、金融機関の収益が低下する可能性があります。
銀行が貸し出し条件を引き締め、融資が制限される可能性があります。

・資産価格のゆがみ
マイナス金利政策は、資産価格の歪みを引き起こす可能性があります。低金利環境により、株式や不動産などの資産価格が過度に上昇し、市場のバブルを引き起こすリスクがあります。これにより、経済の安定性が損なわれる可能性があります。

まとめ
今回はこのマイナス金利が解除になりました。
それによって株価の変化や生活の変化、為替の変化が起こる可能性があります。以前、政策金利の変化によって起こる株価の変化についてまとめましたので是非、見てもらいたいです。




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