時間という未知の世界

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こんにちは。
この度は閲覧、誠にありがとうございます。

『不思議な時間』


みなさんは、『時』を知るために、
どのようにしていますか?
たいていの人は、
『時計で時間を確認する』と思います。
『時間』の厄介なトコロは、
『体感でうまく測定できない』
ということでしょう。
真っ暗な空間で時を過ごしたなら、
「今何時頃なのか」という感覚すらも、
わからなくなってしまいます。

先日、不思議なことがありました。
普段、自宅の定位置(テーブル)から、
首をふるだけで、
いくつかの時計が見えるようにしてあります。
主に使用しているのは、そのうちの三つです。
一つは、卓上のデジタル時計、
もうひとつは、やや大きめサイズの目覚まし時計、
最後に壁掛け時計となります。
その日は、このうちの『目覚まし時計』を頼りに、
作業をしていました。
一服しようと思い、時間を確認しました。
「おや?そんなに時間が経っていない」
「案外、作業が順調!」などと思った次第です。
その日は、サッカーのプレミアリーグの生配信を
観る予定でした。
ちょっと早めに配信を確認。
すると、画面に映し出されたのは、
前半が終わりかけているシーンでした。
「………?」
「あれっ?試合開始時間を間違えた!」
と一瞬思いました。
ところがです、
よくよく確認すると、目覚まし時計が
キッチリ1時間遅れていました。
「やられた~」という感じですが、
今さら、何を言ってもしょうがありません…。
電池が切れかけているのかと思い、
新しい電池と交換、時間も正確に合わせました。
念のため、寝る前に時間を確認。
正常に動いていました。
ところがです、
次の日、何の気無しに時計を見てみると、
またまたキッチリ1時間遅れています。
「何でやねん」といった感じです。
時計が壊れたのかと思い、
しばらく放置していました。
面白いことに、
キッチリ1時間遅れではありますが、
それ以外は正常に動いています。
時計が壊れたのなら、
ズルズルと時間が遅れていくか、
止まってしまうハズです。
1時間遅れではありますが、分数や秒数は正確。
いまだに放置してありますが、
キッチリ1時間遅れで通常に作動しています。
面白いのは、
『キッチリと1時間遅れ』ということです。
分数が微妙に遅れる、
分数が現時刻と同じではない、
ということなら納得できます。
ところが、
『短針だけがキッチリ1時間分だけ遅れる』
何とも不思議な現象です。
「まるで、その空間だけが1時間経過していない」
といった感覚にとらわれてしまいます…。
「その空間だけ、時間の進みが1時間遅かった?」
「1時間だけ時間が戻った?」
「単なる誤作動?」
いまだに原因不明ですが、
『不思議』としか言いようがない現象
ではあります。

『時間』については、まだまだ謎だらけで、
いまだに『未知の世界』
といってもいいのかもしれません。
ただ、科学の進歩によって、
仮説の段階ではありますが、
興味深いモノもあります。
特に「時間というモノはそもそも存在しない
という説は、目からウロコ的な発想で、
なかなか興味をそそられます。
個人的には、『時間』を考えることは、
『空間』を抜きにしては解けないと思っています。

そもそも、『時間』というのは
『相対的なモノ』だと考えています。
今までは、すべての人が共通の認識で
同じモノサシではかれる
と思い込んでいたようですが、
どうやら、
個人個人によって時間の流れ(速度)が違う
ということがわかってきました。
要するに、
『私の時間とあなたの時間は同じではない』
時間の進み方(速度)には個人差がある
ということです。
そのバラバラの時間を統合するために、
時計という共通のモノサシを便宜上作った
という感じでしょうか。

個人的な考えをまとめてみると、
『私の時間とあなたの時間は違う』
ということは、そもそも、
お互いが違う時間の流れの中にいる状態です。
それは、『別々の時間軸にいる』
ということになります。
『時間軸』が違うのですから、
もはや同じ次元とはいえません。
『お互いが存在する次元自体が実は違う』
ということになります。
お互いが別の次元にそれぞれが存在するのですが、
面白いことに、
『空間』というモノは共用している。
ということは、
『空間』が何らかの媒介となり、
『別次元の存在が共存できる』
ということになるのかもしれません…。
ちょっと、難しいことなので、
うまく説明できませんが、
ピンとくる方もいるかと思います。
『時間』のような未知の領域のことを考えると、
自分でも「わけわかめ」の世界です。
だからこそ、面白いということもありますが…。


(追伸)
傍からみたら、どうでもいいことかと思いますし、
「それを考えて何になるの?」
と思うかもしれませんが、
こういう『未知なるモノ』を考えることが、
自分にとって何より面白いと思ってしまうので、
あしからず…。













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