ピッチング日誌 _ 打たれたからこそ”考える”

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コラム
今回も記事をご覧頂き有難うございます。

誰にでも試合でのミス(失敗)はあると思います。
→大事な場面で打たれてしまった
→〃    でエラーしてしまった
→大事なチャンスで打てなかった などなど
とても悔しいものです。
再び同じ悔しい思いをしない為にも、”考える”ことが大事です。
ミスをそのまま放置せず、考え、活かすことが重要です。

皆さんは、試合でミスした後、どうですか?

そこで、今回は私自身のピッチングでのミスした事例を取り上げ、”ミスについての考え方やどう活用するか”について考えていきたいと思います。

●ミス(失敗)に対する考え方の傾向

人は失敗(ミス)と向き合いたくないものです。※そうでない人もいますが。
たまたま…、運が悪かったから…、条件が良くなかったから…、などなど自分以外のものにその原因を求めようとします。
なぜかと言うと、自分が原因でミスしたと考えると苦しいからです。

●私の事例について

(先週練習試合でのピッチング結果より)
打たれたのは、相手チームの上位打線(3番バッター)。
第一打席は、追い込んで高め外角のライズで三振。
第二打席に追い込んでいたものの、真ん中やや高めに投げてしまったライズをホームラン。しかもツーランホームラン。私の失投です。
試合前半を良い流れで抑えていただけに、試合は勝ちましたが、本当に悔やまれる一球となりました。

●ミスに対する考え方について

ミスしたからと言って、いつまでも引きずる必要はありません。
同じことをしないように、自分が進歩する為にしっかりミスと向き合い、なぜミスしたのか、どうすればミスしないか”考える”ことが大事ということです。

●今後に向けた活用について

今回の私の失投の原因は、3つだと感じてます。
①油断:第一打席目をライズで三振。第二打席も大丈夫だろうと思い、安易に同じ球種を、しかも真ん中に投げてしまった。
②焦り:第二打席も追い込んでから、いくつかファウルで粘られ、勝負を急いでしまった。当然相手も前打席で三振したライズを警戒している中、かつ追い込まれて何が何でも打ちたい状況の中、スーッと真ん中に入ってくるライズ。早くアウトが欲しい気持ちと焦りで、打ちたいバッターに、打ちやすいボールを投げてしまった。
投球間隔も短くなり、短調なリズムで投げてしまっていた。
③力み:上の①②の状況から、セット~ステップ~着地~ブラッシングまでの流れに力みが出てしまい、棒球に近い威力のないライズになってしまった。

このミスをどう活用するか?
①バッターの前打席の結果を把握し、次の打席の配球にその情報を活かす。
バッターの狙い球やボールの見送り方、ファウルボールの内容も見ながら配球を組み立て、コントロール重視で投げきることを強く意識すること
②投げ急がず、自分の間合いで投げること
③自分の場合、”力み”が出ると、左肩が開き気味になり、リリースが前に出てくることでコントロールにバラつきが出てしまう。更には、手首や指先にまでムダな力が入り、動きが硬くなり、最後指先でボールを弾く感覚がなくなる。
そうするとボールに十分な回転を掛けきれず、キレのない棒球になる。
どんな場面や状況でも、同じフォームで同じ力感で投球すること

●最後に

今回、私の失投について”考える”を事例としてご紹介しましたが、勿論これだけでは十分な内容ではありませんが、投稿させて頂きました。
私も、まだまだ成長したいですし、技術的にも進歩したいと強く思ってます。

ミスした原因を冷静に分析し、考え、自分の中にその原因を見出してこそ、気付きと己の成長に繋がります。
逆にミスの原因を外部に求めている間は己の成長はありません。

ミス(失敗)は、成長のために”考える”機会を与えてくれる貴重なものです。
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