ネット上でもノンバーバルコミュニケーションは伝わる

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うーん。と、ここ最近悩んでいました。
以前とある方とのやり取りをしていました。
その方はやりすぎなくらい丁寧な言葉選びを心掛けていましたが、本人は自覚していないのかこちらを軽視するような対応を取られたからです。

今回はネット上でもノンバーバルコミュニケーションは伝わる
ということをお伝えできればと思います。

最初にバーバルは言葉
ノンバーバルコミュニケーションは言葉以外のコミュニケーションの方法だと思ってください。
リアルで言えば、ジェスチャーだとか握手だとか表情。主に身体で表すものですね。今回はネットなので体は置いといて心のノンバーバルにフォーカスしていきます。

さて、今回ここで取引相手との内容をそのまま晒すようなことはしたくないので、引用したり詳しいことは書かないでおこうと思ってます。
誹謗中傷ではなく
もしかしたら同じようなやり取りをして、知らないうちに周りが離れて行ってる人がいるのでは???と思い
少しでも多くの方のコミュニケーションがスムーズにいくよう意を決して書いてみました。

繰り返しますが誹謗中傷の意図はありませんので、誰なのか特定はされないように配慮して書かせていただきます。


今回はノンバーバルに焦点を当て「いくら丁寧な言い方をしても相手を軽く見ていると思われる」という内容をいくつか挙げさせていただきます。

最初にも言っておりますが「言葉遣い」が問題ではありません。
そのかたは私に「様」をつけてへりくだったしゃべり方をするぐらい、尊敬語、丁寧語、謙譲語を使って対応してくださいました。
では、どこがダメだったのか。

あくまで私が対応していて、あ、こういう人は相手を軽く見ていると思われるだろうなと感じる一般論として書くので、
皆さんは自分の行動を見直すきっかけにしていただければと思います。


間違いを正しても、自分の間違いを認めない。
Aもしかして、事務所に所属していても声優って○○なんですか?
Qしていてもしていなくても声優は○○ですよ!
Aそうでしたね、声優は○○でした。
(意訳)

このやり取り、一見Aはとても丁寧な言葉遣いに見えます。丁寧語もちゃんと使えています。
しかし、相手に質問しておいて「そうでしたね。」

「そうでした」って「自分が知っていたことを忘れていた時に使う言葉です。
わからないから質問したのに、
「いや、知ってましたよ?忘れてただけです」と言っているようにとられかねません。というか私は実際そう思いました。「ならば何故に質問した???」

相手は自分のために時間を使って当たり前だと思っている。
これは以前こちらのブログでお話ししました。

500円でいくらでも質問していいですよ!という商品があるにも関わらず
DMでいろいろと質問してきます。
ま、一度やり取りした相手だしサービ・スサービスゥなんて思って対応していたのですが、あまりにも度が過ぎたのでご指摘させていただきました。
今思えば、この方は私の500円のサービスを知らなかったのかも???
これは私の対応にも落ち度があったのかもしれません。


●自分に来た依頼の出来を私に確認してくる
これは・・・商品を購入せずにタダでアドバイスをもらえると思っているのも失礼ですし、それ以前に、そのお取引先、依頼主様に失礼すぎやしませんか???
ココナラは顔が見えない以上、お互いの信頼で成り立っています。
人からの依頼を納品する前に、顔もわからない第三者(私)に見てもらうなんて言語道断。事務所でやらかしたらものによっては運十億円単位の損失になります。
みなさんも仕事内容に誠意をもちましょう!
もちろんその商品は見ずに、優しくご指摘させていただきましたので今後はないと思います。

●自分の不幸を相手のせいにする
これ、思わぬ方向から流れ弾があたりました。
あることを指摘した後「○○様に失礼なことをした罰で事故にあい・・・(意訳)」
ちょっとまてぇぇぇぇえ!私にあんたを呪う力なんかない!!!
ごめんなさい。怒りと笑いを同時に体験したのは初めてです。貴重な体験をさせていただいて嬉しさもあったのですが、
そっか、日本語って使い方次第でこんなに心のないものになってしまうのかと悲しくもあり・・・・あれ?喜怒哀楽全部そろったぁ!!!
失礼。もうふざけないとやってられないレベルで人に失礼です。
たとえそれが事故だろうと風邪だろうとそれは自分の責任です!

●返信は自分の都合の言いたいことがあるときだけ
この方とのやり取りで、あまりにも 上記のことがたくさん気になったので
自分のもっとも気になっている一点について指摘し説明させていただきました。
さすがに「すみません。配慮が足りませんでした」の一言でも返ってくるかと思っていたのですが、結果は既読無視。
まぁネットだしこんなもんだろうなぁなんて思ていたら
既読がついてから5~6日たったころに返信が来ました。
申し訳ありませんでした。という内容の丁寧なお詫びの文と
”私の取引とは関係のない自分が依頼で受けた動画の宣伝”
いやいやいや!明らかに宣伝目的でお詫びはついでやん!!!爆笑

え、一週間近く既読つけたまま返信なしで、自分のアピールをしたくなったらそのためにとってつけたような謝罪と宣伝のURLを貼る!?
わたしは、お礼と謝罪がコミュニケーションの中で一番大切だという思うのですが、それをハンバーグの添え物のブロッコリーのように扱うのが私には信じられませんでした。(ごめんねブロッコリー!)

今日は長くなってしまいましたが、
今回あらかた共通して言えることは、どれだけやり取りの口調が丁寧でも
たとえネット上といえど、態度にその人の本心が出るということです。
たぶん本人すら無自覚なのかなぁ。

でも今回のことで高校の時を思い出しました。
私は先生に敬語を使っていたのですが、思春期特有の先生の助けなんていらないから見たいな態度をしていました。クラスの男子はため口でしたが、先生を本当に慕って頼っていました。
前者より明らかに後者の方がいい。言葉が拙くても、言葉遣いが汚くても、相手を尊敬する気持ちがあればそれはやり取りや行動に現れるから。

みなさんは自分のやり取りとすり合わせてみて、ネット上でもリアルでも良きコミュニケーションを築いてください。

私は言葉のプロである自信があります。
声優は言葉の裏にある気持ちを読む職業だと考えております。
それゆえに今回すこし、このやり取りに敏感になってしまったのかもしれません。
だってあまりにも言葉遣いと本心が乖離しすぎているんですもの!
言葉はあくまでもコミュニケーションの道具の一つです。
それに頼りすぎるのはだめですね。
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