「一人」と「独り」は別のもの

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コラム
「おひとりさま」という言葉で表現されることもありますが、
私自身はこの表現は好きです。

昔だと、何をするにしても
「一名=寂しい人」
という印象があったように思います。

今だと「ひとりカラオケ」という言葉が認知されたように
一人でカラオケへ行くのも当たり前になりました。
私が若い頃、一人でカラオケへ行くと断られたことがあります。
しかもそれは一度ではありませんでした。
何か理由があったかもしれませんが、
一名という理由で断られたというのは事実です。

今では一人で過ごすことも、
決して「寂しい人」という印象ではなくなったと思います。

このように、なりたくてなる「一人」は
自発的なのでポジティブで良いと思います。

ただ「一人」ではなく「独り」になってはいませんか?
つまり孤独になっていないかということです。

以前、一人でいるけど話し相手がいないという方へ
応急処置的な対応を提案しました。
ただ、あれは応急処置なので、やはり心の拠り所は
存在しているのがベターです。

意図せず「独り」になってしまい、
かつ時間が経過すればするほど、
大げさではなく、闇に向かってしまい、
最悪取り返しのつかない結果に陥ってしまうことがあります。

私は職場でも、「独り」になってしまった人に
手を差し伸べようと声をかけてはみましたが、
その時には、その方はかなり自分の殻に閉じこもってしまい、
かつ人への不信感を抱いてしまっている状態でした。
当時の私には、何も手立てがなく申し訳ないことをしてしまったと
思っています。

もし「独り」になってしまい、気持ちを少しでも聞いてほしい
という方がいましたら、ぜひお相手になります。
私も様々な場面で、多くの人に気持ちを伝えられて、
引き上げてもらいました。ありがたいことです。

心の片隅で良いので、どこかでふと思い出したら頼ってきてください。
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