自己紹介と使用機材

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音声・音楽

初めまして

レコーディングエンジニアのStudio UDと申します。
レコード会社にて10年勤務した後に独立、フリーランス11年目になります。
リピーターのお客様やご紹介に支えられて「横の繋がり」のみでこれまでやって参りました。
20年の節目に、新しい世代や才能との出会いを求めてココナラでの出品を開始しました。

このブログではミックスやマスタリングなど仕事の様子をご紹介して行きたいと思います。

ミックスでの使用機材について

DAW : Pro Tools 2023.6
Pro Toolsは、ステレオトラックすらないVer5の時代から使い続けて20年以上経ちます。レコーディングエンジニアとして欠かせないツールです。
CubaseやStudio Oneも別の用途で使う事がありますが、
「オーディオ素材を編集およびミックスする」という点において、Pro Toolsに代わるものはありません。最近はM1のmacでも安定してきました。
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Plugins : 
Waves V14(Mercury Bundle,SSL 4000Collection,etc…)
ミックスを始めた当時、Wavesは高嶺の花でした。L1やRComp、REQ等を数多くのプロが使用していて憧れのプラグインでしたが、自分で所有するにはとにかく高価でした。セール価格のGold Bundleから少しずつアップグレードを繰り返して、気が付けばMercuryに…!
現在はすっかり価格も安くなりビンテージ機材のシミュレート系や飛び道具系も多くなって、当時とはまた違った良さがありますが、かつて憧れたRCompやREQなどは今でも現役で活躍しています。
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Fab Filter Pro-Q3
Wavesとは対照的に、新しいメーカーによるEQです。
とにかく便利で何でもできて、かつ音も良い!ダイナミックEQという概念は衝撃的でした。
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iZotope RX10 Standard
これもとても優秀なプラグインです。主にノイズ除去のためのプラグインが多数揃っています。
私の場合はリップノイズ除去に使うことが多いです。以前は場所を特定して波形を貼ったり書いたりしていた作業が本当に楽になりました。

Celemony Melodyne 5 
ピッチ補正プラグインに関しては、現在ほとんどのエンジニアやクリエイターの方がMelodyneを使っていると思います。
多機能で便利、もっとも短時間でピッチ修正の作業ができるプラグインです。複数トラックを同時に、あるいは和音の中の1音だけを選んでピッチやタイミングを修正することまでできます。
ARAによってDAWとの連携がとれるのもメリットです。
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Antares Auto-Tune Pro
かつてはピッチ修正プラグインの代名詞でしたが、今では使用している人はかなり少ないのではないでしょうか。
私が使い続けている理由はただひとつ、「最も自然な補正ができる」からです。この点においてだけはMelodyne5より優れています。
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Melodyne VS Auto-Tune?

上記に挙げたようにそれぞれメリットがあるので、ピッチ補正プラグインについては両者を使い分けています。
メインボーカルは、手作業で時間をかけてAuto-Tuneを、
ハモりやコーラスは、効率がよく正確な修正ができるMelodyneを使います。

プラグインは他にも多数ありますが、ひとまずこれくらいにして今後またご紹介していきます!

お読みくださいましてありがとうございました。
ブログの内容に質問等ありましたらお気軽にメッセージください。
次回は、実際にご依頼を頂いたミックスの様子をご紹介したいと思います。




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