命

大切にしていきたいと思ってきた命

一人より二人の方がいいと思ってきた命

一生懸命一人で生きてきたつもりできた命

命の重みは変わらない

一人でも二人でも何人でも

関わる人によらず

命の輝きは個々にある

一人で生きているからといって

価値は変わらない

一人でも二人でも何人でも

人の価値は変わらない

絶えず思う

人々が同等に扱われれば

悩みなく過ごせるのにと。

人は言う。

あの人より、と。

どうして比べてしまうのか

生きているからだ

自分を生きようとしているからだ

のたうち回ったり

悲鳴をあげたりしながら

なりたい自分

憧れの自分

満足いく自分になりたいから

人は誰かと比べてしまう

そういったものも呑み込んで

丸ごと自分を受け止めて

なりたい自分がいたんだと知ったら

少しは気持ちが落ち着くだろうか

ねぇ

君が満足いく自分になれるまで

君の中の本音は見守るよ

君が納得して答えを出すまで

手も出さず声も出さず

ただ君の中で見守るよ

君の中の本音はそれしかできない

君が素直に吐き出すまで

君の中で待っている。

全てをさらけ出し

自分を受け止めることができたら

もっと楽になる

もっと生きていていいんだと思えるようになる

君の本音が言えるように

私も待っています