私が考えた検察庁

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 前回は、ハート形からつなげた「判」という漢字を顔とし、スーツをまとう姿で判決を下す裁判官のシーンを表現したのが特徴的な「裁判所」の地図記号について紹介しました。

 次は、犯罪の捜査から犯人を裁判所に送るかについて決定権をもつ行政機関のこと「検察庁」について紹介します。

 従来の記号は、二等辺三角形の下に棒1本であるという前回の「裁判所」との共通点がありますが、「検察庁」は黒い三角形である点が特徴です。
 その由来について検索で調べてみましたが、国土地理院のページすら残念ながら見つかりませんでした。

 私はこの記号を見て、いくつか疑問を思い浮かんだんですが、前回の「裁判所」のほぼ同様なので、ここで割愛させていただきます。
 それに加えて以下のように疑問が溢れました。

「市役所と町村役場にも言えるが、今の時代において初見の人が『裁判所』『検察庁』この2つの地図記号を見てもどっちがどっちか分かる人がほとんどいないのでは?」 

「なぜ、2つの地図記号が共に同じ形として用いられているのか?今まで間違えられないように異なる形で作成する工夫はなかったか?または、それについてのアイデアがある人がいなかったのか?」

 このように考えた私は、次のように未来の地図記号として表しました。こちらです。

230130検察庁_オリジナル地図記号.png

 前回の「裁判所」の未来の地図記号と同様に、初めて見た人に覚えやすいように、全体的に「検察庁」の象徴である検察官のイメージで表現しました。

「裁判所」との相違点を工夫した点は以下の通りです。
●筆文字で書いたようなハート形からつなげた「判」という漢字を顔としています

●女性をイメージしたバッジ(検察官章)付のスーツをまとっている検察官

●「裁判所」は判決を下す裁判官を描いたのに対し、「検察庁」は検察官章があるのと本を抱えている検察官をイメージして描きました。

 これらの要素を含めた未来の「検察官」の地図記号が将来、「裁判所」のとセットでお披露目して、初めて見た人がどういう反応するかがワクワクしながら、これらの地図記号を創作しました。

 これからの未来が楽しみです。




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