私が考えた裁判所の地図記号

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デザイン・イラスト
 前回は、可愛らしいスマイルな顔に「JSDF(Japan Self-Defense Forces)」と書かれた戦闘用ヘルメットが特徴である未来の地図記号「自衛隊」について紹介しました。

 次は、裁判官をはじめ、司法権を行使して身近にある個人間のトラブルの解決から容疑者の有罪無罪判決まで行う機関「裁判所」の地図記号について紹介します。

 従来は、二等辺三角形の下に棒1本があるのが特徴的な記号です。なぜ二等辺三角形かというと、昔市民に様々なことを伝えるために、裁判所の内容が書かれていた立て札を看板として伝えていたことから、その立て札の板の形が現在の地図記号の由来であるそうです。
 調べてみるとこの地図記号が使われているのは、最高裁判所以外の裁判所です。

 私はこれらのことを知って再び「裁判所」の地図記号を見ましたが、以下のように疑問に思いました。

「二等辺三角形の下に棒1本の記号は、クリスマスツリーのような『木』とま間違えるのでは?」

「この記号を見た人が『裁判所』の地図記号と分かる人がどれだけいるのか?ほとんどいないのでは?」

「覚えやすく、一目で見て『裁判所』と分かる地図記号のデザインを提案した、もしくは考えた人は今までいなかったのか?」

「今の時代に合った地図記号を提案していた、考えた人がいなかったのか?」

「裁判所に限ったことではないが、平成・令和になっても初見の人からして分かりにくい昔に考えた地図記号が用いられているのはなぜ?」

 このように考えた私は、次のように未来の地図記号として表現しました。こちらです。

230112裁判所_オリジナル地図記号.png

 初めて見た人に覚えやすいように、全体的に「裁判所」の象徴である裁判官のイメージで表現しました。

 さらに、可愛らしさ、且つ「日本らしさ、日本文化」を強調という意味を込めて、筆文字で書いたようなハート形からつなげた「裁判所」の「判」という漢字を描きました。
「判決」というイメージが大きかったので、この一文字を選びました。

 また、デザインの下側は、裁判官が判決を下す動作を表しています。

 これらの要素を含めた未来の「裁判所」の地図記号が将来、お披露目して見た人がどういう反応するかがワクワクするし、未来が楽しみです。
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