先月、臨床美術のイベントに参加しました。
「臨床美術って初めて聞いた。一般の美術とは何が違うんやろ?」と思いながら、体験に臨みました。
ここで臨床美術とは、「アート作品を楽しみながら作る」という美術表現を刺激することで、高齢化の介護予防や認知症予防・症状の改善に導く脳の活性化、心の開放による働く人のストレスの緩和、発達の向上につながる子どもの感性教育など効果が期待されている芸術療法(アートセラピー)の一つです。
今回は、臨床美術の講師として井澤ゆうか先生がご指導して下さいました。
とても優しい方で、大変褒め上手でした。そのおかげで、楽しく作品を作ることができました。
金屛風という紙にアクリル絵の具を使って「魚」を描くのが今回のテーマです。
先生の指示に従って魚を描きますが、臨床美術は「楽しくアートを作ること」なので、下の画像のように自由に描きました。
自分は「何これ?」「こんな魚を見たことないぞ」と見た人に思わせるような魚を描きました。
自分のアート活動は「唯一無二」がコンセプトなので。
最初に、魚の外側に該当する曲線を描くという先生の指示に従って描き、次に魚のウロコにあたる部分に黒色で塗りつぶしました。
ある程度塗りつぶした後、マシュマロみたいなもの(名前は分かりませんが)、または割り箸一本で必要な時だ塗りつぶした部分を消します。
消して表面が金屛風になった部分や乾いた所に、マシュマロみたいなものを白いアクリル絵の具をつけて、塗りつぶします。
そこで、私はある文字を書きました。
「富を得て勝つ」
前回ブログの記事で「私が考える富」について述べたように、「富」はお金やスキル、健康、自由も含めて人生すべてにおいて不可欠なので、「富を得て」と書きました。それに続いて「勝つ」と書いたのは、これまで自身の人生で99%負け続けてきたという挫折感を味わったからです。
上記のアイデアから、魚の身体の部分に「富を得て勝つ」と書きました。
その他は、強さを見せるために魚に角を生えさせたり、「この魚を見た人みんなが富に恵まれますように、豊かになれますように」という意味を込めて、スマイルな顔(にこちゃんマーク)を描きました。
作品として立派に立てれるように完成したのが、下の画像です。
できた作品を見ると改めて、自分は凄いと思ったし、自分に褒めたいと思いました。これを見て一日頑張れそうと思いました。
井澤先生やそのアシスタントの方が自分の作品を見て、「金運が上がりそう」(うろ覚えですが)、「かっこいい」「言葉が出ない」と褒めて下さいました。
初めての臨床美術とても楽しく、自分の寿命が延びた感じがしました。
井澤先生、このような貴重な機会を与えて下さってありがとうございました。
また、臨床美術のイベントに関する次の機会を待っています。