立ち直るチカラ

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2011年の私のキーワードは「レジリエンス」
新年のお祝いを申し上げます。

私がブログというものを書き始めたのは2005年9月28日。いまを遡ること18年になります。Biglobeのウェブリブログ、もうサービスを終えてしまったので更新していないのですが、最後に、Seesaaブログに引っ越しができるというので、過去記事としてすべて移植して残してあります。
私は中学生の頃から結婚するまで、ずっと日記を書いていました。そしてブログにも当時の気持ちが表れているため、読み返すことは学びになるんです。結婚してからブログスタートまでの間に大きな心の変化もあるのですが、残念ながらそこは記憶を辿るしか手立てがありません。唯一その手掛かりとなるのは、仕事で使っていた手帳をスキャンした画像データのみ。いずれそこも辿ってみたいと思っています。
なぜなら、自分の人生こそ、これ以上に自分にとって学びとなるものはないからです。私は若い頃よく理不尽に思うことがありました。この理不尽、自分にとってよくないと思えることの中にタカラモノが眠っているのです。だから、もう少しの間、時間をかけて振り返ってみたい。
あなたより、きっと長く生きている私だから、しかも平凡でなくジェットコースターのような人生を送って来た私だから、その中に、お伝えできることもまだ残っているかもしれないから…。

今日は冒頭に書いたように、2011年の元旦に書いた記事を引用しますね。

2011年、私は今まで以上に、私のまわりに「ストレス回復力」の高い人を増やしていきたいと考えています。

というのも、20~30歳代の頃、私自身がストレスにやられてボロボロになったからなのです。2001年に開いた私のWebサイト「ゆう星☆心と身体の談話室」のプロフィールページには、その頃の身体症状がたくさん書いてあります。心の不調は身体にさまざまな形で現れるんです。

本来の自分を抑え、まわりに合わせて生きる。
まわりの評価を気にし、ビクビクドキドキ。生真面目で、そんな状態の中でも一生懸命に、まわりに助けてと言えず一人で頑張る。
日本人の傾向として多いのはこんな人物像であり、うつやガンになる人に多いと私の心の師・宗像恒次は教えてくれました。

自分自身の評価基準が他者にある。だからその対象となる人が変わる度に基準が変わる。同じ人であっても、その時の気分で変わる。そんなのに一々合わせていたら、ストレスが溜まらないはずがないですよね。そう思いませんか?
私はこんなにも頑張っているのに、なぜ報われないんだ。
そう嘆きながらも、まだあなたは、本来の自分に真正面から向き合わず、お酒に逃げたりしちゃいますか?

とはいえ、みな、当たり前のように、そうやって生きているんですよね。
はい、あなただけではありません。

昨年は自殺やうつ、不眠などの健康課題が目につきました。メタボもどんどん増えてますよねー。
お腹がいっぱいになるとドーパミンが出ます。一時的な満足感が得られます。幸せ~な気分になります。さっきお話したお酒も、そうです。
だからついつい、仕事の帰りに一杯やっか、、となるわけ。違いますか?
これ「代償行動」なんですよ。
今年はぜひ、そのことに気づいてもらいたい!

本当の自分はなにをしたいのか?
わかってるよ、そんなこと言ったって。そう、言われるかもしれません。
でも、本当にわかっている人って、意外と少ないものなんです。
自分を抑え続けて、もう自分の本当の気持ちすらわからなくなってしまっている。
少なくとも、数年前の私はそうでしたよ。

「自分を抑えて生きる」生き方の根源を探ると、親によく見られたいという人間の性(さが)に行き着くようです。人は生まれてすぐは一人では生きられません。親(養育者)にしっかりと見ていて世話してもらわないと生きられないでしょ。親の関心を自分に向けなければならないってワケです。
でも、だから変えられないかというと、そうではないんですよ。

話の収拾がつかなくなってきましたので、今日はこのくらいにしておきます。


今年2023年のヘルスカウンセリング学会学術大会(9月23日・24日)のテーマは「へルスレジリエンスを高めるSATパワー-自らの課題を解決し、健康な生き方へ」です。
へルスレジリエンスとは、自らの健康問題に気づき、自らそれを解決できる乗り越え力をもてること
第30回ヘルスカウンセリング学会大会抄録集の中に宗像恒次は書いています
SAT療法は、考え方や生き方を変えるだけでなく、意識ではコントロールできない無意識を、自らコントロールできるように促すのだと。

私は、宗像の当初の志「1億総カウンセラー」の世の中を、本気で実現したいと思っています。
ここ2年半、私のまわりに、体調を崩す人が増えています。これまでの暮らし方ではありえないような、おかしな病態も増えています。心膜炎、心筋炎など心血管系の病の急増、不整脈、リウマチや自己免疫疾患、ヘルペス、不正出血、不妊、死産…。突然がんを発症し、あっけなく逝ってしまったり、ありえないくらいがんで亡くなる方も増えています。
生命複合体である人間なのに除菌除菌と常在菌を殺しまくり、腸内フローラを壊すような行為はいかがなものでしょうか。

人間って意外に強いいきものだと、いまの私は思っています。
こんな時代だからこそ、不安に囚われず、しっかり自分と向き合い、不調を自分で乗り越えられる人になってほしい。そんな人が1人ずつでもいいから増えていったら、未来は明るいですよね。



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