№27 長期金利の重要性

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皆さん どうもこんにちは タイラです。
いかがお過ごしですか。私は以前話した植物園にいったりして紅葉を楽しんでおります。今年は秋が短くいきなり冬がきたような感じになったり、コロナやインフルエンザが流行ったりして体調をくずされた方も多いですが、休む時はしっかり休んで、楽しめるようになれば楽しんでください。周りと比較せず、ご自身のペースを守ってやっていけばいいと思います。

さて今回は長期金利のことについて話してみたいと思ます。正直まともに話すとかなり長くなり、このブログではとても話せないので重要ポイントに絞って話していきたいと思います。もう少し後でもよかったのですが、やはり今の内に伝えておいたほうがいいと思い話ます。基本的な部分を話ますので、何回か読んで頂いたらわかると思います。
では、さっそくいきましょう。

まず、国債とはなんぞやというところからですが、これは日本政府がお金を借りる際に出す借用書です。そしてそのお金を借りる際に利子をつけて返すというのが金利です。その国債を売り買いすることもできて、これが債権になります。

そして短期国債と長期国債とあるわけですが、短期は期限がい1年未満のものをいい、長期国債は満期が10年以下のものを言います。この長期国債の金利のことを長期金利といい、日本の金利になり、全ての金利、利息の軸になります。もちろん、皆さんの生活にも影響してきます。

次にこの金利と債権の関係ですが、この辺りの説明かかなり難しく、また長くなり私も完全にわかりやすく説明できる自身がないので、方程式のように覚えておいてください。ほとんどの専門家も普通はそうします。

債権と金利の関係性ですが
金利(長期金利)が上がる⇒債権価格が下がる
金利(長期金利)が下がる⇒債権価格が上がる
たったこれだけです。債権と金利をシーソーのようにイメージしたらわかりやすいかもしれません。

次に債権でも通貨(円)でも株でも買えば価格が上がりますし、逆に売れば安くなります。
つまり
債権を買えば価格が上がり金利が下がります。
債権を売れば価格が下がり金利が上がります。

長期金利、つまり日本の金利は日本政府がコントロールしているのではなく、市場がコントロールしています。でも実際に日本銀行が市場に参入し、大量に国債を買うことで金利の上昇を抑えています。これをイールドカーブコントロールというのですが、まあーそんなものかと思っていただければいいです。
日銀は政府の子会社みたいなものですので、実質政府が金利をコントロールしているといってもいいでしょう。

政府としては、この長期金利を上げたくないので、また政府のお金のやりくりをするために国債を日銀に買わせて金利の上昇を抑え、日銀から借りたお金で日本の社会運営しているわけです。

なぜ金利を上げたくないか?
それは私たちの生活も含めて、メリットよりもデメリットのほうがはるかに大きいからです。

まずメリットとしては、銀行口座に預けているお金の金利があがります。現在0.002%だった金利が銀行によっては0.2%と200倍になっている銀行もあります。全ての銀行ではありません。ネット銀行が多いかもしれません。まあーそれでも1%は超えないわけですが。

デメリットとしては借金の利息が高くなることです。一般的な融資とかもそうですし、この金利の話をすると決まってでてくるのが住宅ローン金利で変動金利にするか固定金利にするかですが、これからは金利が上昇傾向になりますので、間違いなく固定金利にされたほうがいいですが、そもそも論を言ってしまうと住宅ローンを組むこと自体がリスクになるかもしれません。
まあー私個人の意見ですので、その辺はご自身の責任と判断でお願いします。

話をもどしますと、デメリットの続きで融資や借金の利息があがるとうことは、個人や企業がお金を借りづらくなります。つまり先行投資ができなくなり、成長発展が著しく遅れます。つまり社会、経済が低迷して景気が悪くなります。先ほどもいいましたが、借金をしている方はかなりきつくなります。
融資ができないということは、世の中に出回るお金の量も減り、経済が縮小し不況になっていきます。他にも様々なデメリットがあります。なのでデメリットのほうが大きいです。

もちろん、値上げや物価高を抑えるという効果もありますが、金利を上げてしまうとこおいう結果になってしまうので、政府やに日銀は必至に国債を買って金利を上昇を抑えています。

ただいつまでも日銀が国債を変えるわけでもなく、前まで0.25の金利の上限が今では1%と4倍になっています。なので金利は上昇傾向にあります。
長期金利が上がると、日本のほとんど金利、利子があがります。

まあーそもそも論で言ってしまうと、借金しないと、つまり国債を発行しないとやりくりできない政府、国になってしまったことが最大の要因です。この辺りに関しては別の機会に話すかもしれません。

だいたいこの辺りですが、多少難しかったかもしれませんが、特に難しい仕組みを理解する必要はないと思います。長期金利があがるとあまりよくないということだけ覚えておいていただければと思います。
たったそれだけです。

もう少したってからに書いてもよかったのすが、長期金利の上限1%という今の時期が一つの重要な基準と思い書きましたので、また参考にしてください。

また、経済的な話もみなさんとできるとより有意義なものになるかと思いますので話せる日を楽しみにしています。

ここまで読んで頂きありがとうございます。



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