僕は、人の目を見るのが怖いです。

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実は僕は、人の目を見るのが怖いです。

「何をいっているんだ?」と思われるかもしれません。

より詳しく言いますと、人の目を2秒以上見るのが苦手なのです。
僕は会話の最中に、無意識の「目線の移動」を意識化してしまうことがあり、目のやりどころが分からなくなってしまうことがあります。
相手と目が合うと、自分の弱さを悟られたような「恥ずかしさ」や、「自分の目線が変だと思われるかも」という「恐怖」を感じるのです。

専門的には、「正視恐怖症」と呼ばれています。

思えば、中学・高校時代は、常にこの症状との戦いでした。
毎日、目線の違和感を悟られぬように、やり過ごすように生きていました
どうにか良くなってくれないかと、ネットで心理学などを調べていましたが、考えれば考えるほど、症状は重くなっていきました。
結局、卒業までに数十人の友達と気まずくなり、耐えられず疎遠になりました。

具体的申し上げますと、”会話の途中、急に、目線を逸らすタイミングが分からなくなり、混乱して相手の目を見続け、その違和感を相手に気づかれて、相手も苦痛を感じ始める”という感じです。

お互いに違和感を感じているのに、それぞれが「自分がおかしいのでは?」と思い込んで、そのことを何も言い出せなくなります。

この状態までいくと、自分だけでなく相手の違和感も絡んでくるので、対処はとても難しくなります。
しかし、自分”だけ”が辛い段階ならば、まだ簡単な工夫で対処が可能です。
僕は8年ほどこの症状に苦しめられていたので、自分なりに対処法がわかってきました。
今ではかなり楽にはなりましたが、それでも、ストレスが溜まった時などはたまに発動します。
その場合は、相手が違和感を感じる前に、自分の中でうまく対処しています。

なかなか共有するのが難しい感覚ではありますが、少しでも理解していただければ幸いです。

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