中医学・薬膳にもとづいた体質の分け方

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コラム
こんにちは!
薬剤師&国際薬膳師のひさです。

今回は、私のサービスである
「薬剤師が中医学・薬膳視点で体質タイプ診断します」で
扱っている9つの体質について、簡単に説明します。

薬膳に興味のある方は、
ぜひ読んでくださいね。

中医学では、陰陽五行学説にもとづき、
人の体は「精・気・血・津液(しんえき)などの基本物質」
から構成されていると考えます。
気血水 小.jpg


陰陽・気血・津液が多いか少ないかによって、
体に現れる状態が異なり、その状態によって
体質を分類しています。


大きく分けて
①とても良好な状態
②精・気・血・津液の量が不足または働きが低下している状態→虚性
③臓器の働きが活発過ぎて、水の滞留や気・血のめぐりが悪い状態→実性
の3つに分かれます。

そして、②と③はそれぞれ4つに分類されます。


①とても良好な状態
平和体質:
 平和でバランスがとれており、
 健康状態が良好な体質。

②虚性
気虚体質:
 気の不足が見られ、疲れやすく、
 元気がない傾向がある体質
陽虚体質:
 陽が不足し、
 臓器の働きが気虚よりさらに弱まり、
 寒さや冷えが感じやすい体質
血虚体質:
 血の量や質が不足し、
 貧血や顔色の蒼白が特徴的な体質。
陰虚体質:
 体を潤す陰液が不足し、
 熱性の症状である内熱があり、
 のぼせや動悸が起こりやすい体質。

③実性
陽盛体質:
 陰陽のバランスが崩れ、
 陽が過剰な状態で、
 体内に熱がこもっている体質。
痰湿体質:
 水の流れが滞り、
 体内に水が溜まりやすく、
 消化不良やむくみが生じやすい体質。
気鬱体質:
 気の滞りが見られ、
 情緒不安定やイライラが起こりやすい体質。
血瘀体質:
 血がなめらかに流れず、
 滞りやすく、
 瘀血が生じやすい体質。
瘀血 小.jpg

でも、人の体をそう単純ではないので、
複合的な体質の場合もあります。

気虚と血虚を持ち合わせたり、
血虚と血瘀を持ち合わせたり。
複合体質の方も多いです。

そして、
これらの体質は生活習慣や環境の影響を受けるため、
変化します。
以前は、別の体質の傾向があったのに、
今は違う場合もあります。
人は変わっていきます。

この体質に基づいて、
中医学では食事や生活習慣の調整が行われます。
そして、少しでも平和体質に近づけるようにします。

「体質薬膳学」とも呼ばれる学問。
おもしろいですよ!!
薬剤師 小 カルテ.jpg
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今回紹介した体質タイプ診断のサービスはこちら♡
ぜひ自分の体質タイプを確認して、
平和体質に近づけていきましょう!
更年期の相談もやっています。
薬膳の視点からもアドバイスを行っていきます!
私も更年期世代♪
一緒に乗り越えていきましょう。



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ひさ@薬剤師歴20年☆薬と薬膳のプロ


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