とある自殺の名所で起きた防ぎえた事故

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日時や場所は不明ですが、先日にある動画で紹介されていた実話怪談です。その人を仮にBさんとします。Bさんはとある自殺の名所で警備の仕事をしておりました。場所は海沿いなので三段壁か東尋坊のようなイメージでしょうか。要は自殺志願者を見かけたら「大丈夫ですか?」と声をかけるような仕事をしていたそうです。基本的には2人体制なのでBさんはAさんといつも一緒にコンビを組んで仕事に就いていました。しかしある日のこと。Bさんは風邪気味で仕事を休み、その日はAさんが1人で勤務に就くことになりました。翌日、Bさんがシフト表を確認するとAさんの名前がどこにもありません。上司に聞くとAさんは突然辞めたとのこと。腑に落ちないBさんは同僚にAさんのことを聞きました。どうにも歯切れが悪い返答でしたが、昨日Aさんが勤務中に自殺したとのこと。その日の様子は監視カメラが録画していてBさんはつい先日までは自由に見ることができたのですが、なぜかその日の録画に限って4桁のパスワードを求められ、見ることができなかったのです。そこでBさんは暇を見つけては何とかそのパスワードを突破しようと試みました。そしてついにパスワードを突破し、その日の監視カメラの録画を見ることができたのです。通常であれば自殺志願者はそこに来てしばらくは海の下をのぞき込んだり、散々ためらった末にえいやっと飛び込むものらしいのですが、Aさんはそうではなく、そこに全力疾走してきて「あー------」と叫びながら両手を広げて落ちていったというのです。Bさんはそれを見るや次は自分だと確信し、その仕事を辞めました。この判断は適切だと思います。この事故は幼稚園児のバス車内の放置事故と同じで防ぎえた事故だと感じますね。どうしてあの日に限って2人体制を崩したのか?このあたりにこの会社の杜撰な企業風土が垣間見えます。次が誰かはわかりませんが、近い将来また同じことが起こる可能性は非常に高く、もしかしたら過去にも似たような事故があったのかもしれません。おそらくこれは何かに引っ張られた可能性が高いですね。Aさんが以前から狙われていたのか?それとも1人になれば別に誰でもよかったのかはわかりませんが、こういう場所では常に引っ張られるリスクを考慮しないといかんですよ。いとも簡単に2人体制を崩すあたりにこの会社の深い闇を感じますね。むしろこの上司の方が100倍怖い。こんな人の下で一体誰が働きたいと思うでしょうか。とりあえず長生きしたい人が勤めるべき会社ではないことは確かです。
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