セールスレターを長く読んでもらう武器の1つが「例え話」だと私は考えています。
セールスレターや広告の文章を執筆する時、スペースや文章の長さなど許せば可能な限り入れるようにしています。
「営業を一言で表せば例え話だ!」
以前お話を伺ったトップセールスがこうおっしゃっのを記憶しています。
商品やサービスをただアピールしても、読み手のお客様は強い関心を普通持ってくれません。
「例え話」を入れることでその状況を打破できるもの。
今回はセールスレターの書き方の中でも特に重要な「例え話」の書き方を解説します。
あくまで私流の書き方なのでご了承くださいね。
例え話を書く時、考える時、まず私が決めるのは
「キーワード」です。
キーワードを決めることで例え話は浮かんでくると言ってもいいでしょう。
わかりやすくするために、例を挙げます。
例えば・・・
保険の相談や見直しのお客様を集めるセールスレターまたは広告を書くとします。
あなたならどんなセールスレターを書きますか?
「保険を見直しませんか?」
「FPが親身になって相談に乗ります」
「相談料は無料です」
こんなダイレクトなアピールすることも間違いではありません。
しかし私なら見直しをする狙いや意味、そして見直しをすることでどんな未来が待っているのかを考えます。
保険の見直しをする狙いや意味は・・・物価上昇や電気代高騰などで家計が苦しくなっている1つの対策だと感じます。
見直すことで、無駄がなくなり物価上昇などの影響を受けずに今まで通りの楽しい生活ができる未来が得られれば最高です。
私ならキーワードは「対策」とします。
キーワードを「対策」と決めたら例え話を考えます。
対策をすることで、効果があった例がなかったかを頭に思い浮かべるのです。
私のアイデアは・・・
大寒波が来た時の対策です。
実際にこの冬10年に1度の寒波が私の住んでいる地域に来た時は、いつもより洋服を1枚多く着たり、暖房器具をいつもより使用するため灯油などの燃料を準備して
対策をしました。
これを例え話にするのです。
私が書くなら、こんな感じのセールスレターにします。
物価上昇、電気大幅アップでも・・・好きな物を食べられ、好きな場所に行けて楽しく豊かな生活を送れたらいかがですか?
10年ぶりの大寒波が来るとわかったら、おそらくあなたはそれをただ待つだけではなく
対策をするはずです。
暖かいインナーを買ったり、部屋をいつもより暖めるためにしっかり燃料を準備したりするのでは。
これは今日本に起こっている物価上昇や電気代アップに関しても通じます。
「高い」
「嫌だ」
「お金がない」
と嘆くだけではなく、大切な事は大寒波と同じで対策をうつことではないでしょうか。
逼迫する家計の対策として有効なのが保険の見直しです。
住宅と家と並んで保険は人生の三大出費と言われます。
しかしただ何となく加入していたり、昔に入ったままで放置している人が多いのです。
実際に保険を見直しをして、一生で考えると100万円以上の節約になったという例も珍しくありません。
保険を見直すことで、物価上昇や電気代アップという大きな変化に負けず、今まで通り好きな物を食べて、好きな場所に行って、好きな事ができる生活を手にいれませんか?
相談するだけなら、もちろん無料です・・・・(続く)
あくまで思いつきですが、いかがでしょうか。
ただ保険見直しをアピールするよりも、お客様の納得を引き出せると思います。
セールスレターの書き方のポイントの1つは例え話です。
例え話を考える時は「キーワード」を決めてそこから考えることがおススメ。