仕組債は「ばくち」のような商品です。株価と連動することで高リスクな商品と言われていますが、重要なのは、株とは異なるリスクも抱えている点です。(中略)
その利回りですら、金融機関に手数料として一部を抜かれるため、リスクに十分に見合いません。「事故」が起きなければ良いですが、株価を予想できる人なんていません。(中略)
わからないものには手を出さない。それが資産運用の原則です。そのうえで、一般的な資産形成ではリスクを分散させるのが基本です。株式投資も一つの銘柄ではなく、日経平均株価や世界全体の株価と連動するインデックス投資にするのは一つの方法です。(中略)
自分が投じたお金がどこでどう使われているのか。世の中にお金が回り、なにがしかの役に立っているのか。多少は、そんな視点も持ってほしいと考えています。お金の使われ方が違うと思えば、立ち止まって考えることも重要です。(引用終わり)