「わからないものには手を出さない」原則

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マネー・副業
前回のブログでご紹介した朝日新聞「くらしとマネー」の記事、千葉銀の仕組債での手数料稼ぎの問題ですが、このような被害に遭わない方法について、FPの方がコメントされています。

こちらの内容をご紹介しましょう。

仕組債は「ばくち」のような商品です。株価と連動することで高リスクな商品と言われていますが、重要なのは、株とは異なるリスクも抱えている点です。(中略)

その利回りですら、金融機関に手数料として一部を抜かれるため、リスクに十分に見合いません。「事故」が起きなければ良いですが、株価を予想できる人なんていません。(中略)

わからないものには手を出さない。それが資産運用の原則です。そのうえで、一般的な資産形成ではリスクを分散させるのが基本です。株式投資も一つの銘柄ではなく、日経平均株価や世界全体の株価と連動するインデックス投資にするのは一つの方法です。(中略)

自分が投じたお金がどこでどう使われているのか。世の中にお金が回り、なにがしかの役に立っているのか。多少は、そんな視点も持ってほしいと考えています。お金の使われ方が違うと思えば、立ち止まって考えることも重要です。(引用終わり)

至極まっとうなご意見です。

今回紹介されていた、仕組債に3000万円もの大金を投じたご夫婦も、おそらく、この仕組債の仕組みについては理解されていなかったでしょう。

記事にもありますが、本人コメントで、地元大手の銀行が紹介してくれたから大丈夫だろう、普通預金の超低金利と比較すると6%という高利回りになるし、定期的に配当もあるので儲かるだろう…

投資経験もないまま、このような安易な考えで仕組債を買ってしまったということでしょう。

やはり、自分が投資する対象がどのようなものであるのか?それがきちんと理解できないなら投資をしない、逆に言うと理解できるものだけに投資する、これが重要だということですね。

これは投資の神様、ウォーレンバフェットも同じことを言っています。

長い長い投資経験の中から投資家が必ず守るべき金言として言われていることなので、絶対守ったほうが良いです。

わからないこと、知らないこと、それが最大のリスクになるからです。

私ヤルシカ自身も色々と勉強した結果、自然とわからないものには投資しないようになりましたし、投資したいものが出てくれば自分が理解できるまで徹底的に勉強する、これを守り続けています。

投資をされる方はぜひ参考にしていただければと思います。

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