第1回『なぜネット文学賞なのか』

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小説

ライトノベル作家としてデビューしたい!!(血涙)

今もなお人気のライトノベル業界。
今日も新しい人材がデビューを果たしています。
きっと、あなたもその後に続きたいと思っていることでしょう。

しかし、その道のりは決して簡単ではありません。

というわけで本日は……。

ネット文学賞最終選考への道 第1回
『なぜネット文学賞なのか?』

と、銘打ちまして、お送りいたします。

おっと、紹介遅れました。
こんにちはラノベ作家の綿涙粉緒です。
温泉者の異世界とかいうへんちくりんなものを書いております。

さて、さっそく。
このブログでは、ラノベ作家になるための小説講座していきます。
ぜひぜひ、参考にしてくださいね。

■ラノベデビューはネットから

実は現在、小説の持ち込みというのはほとんど存在しません。
かなりの幸運と行動力がない限り(突然出版社に乗り込む……みたいな)「読んで下さい!」な実力行使は無理です。
また、原稿を書いて直接応募するような文学賞もあまりありません。

……ではどうすればいいのか。
これじゃ、デビューできないじゃないか!

とお嘆きの皆様に朗報です。

そう、そんなかたは、ネットで小説を書けばいいんです!

じつは、いま、ラノベ作家になる道はほとんどこれしかありません。
ネット小説書きになること。
これが、ライトノベル作家になるにはほぼ必須の条件なのです。

■ネットからデビュー。道は2つある。

ネット小説からラノベデビュー。
この道のりには大きく分けて2つの道のりがあります。

1⃣人気作を書く。
ある意味デビューの理想形『人気作を書く』
ネットにアップした自分の作品が、様々な理由でバズり散らかしてランキング上位の常連!なんてことになれば、ある日突然出版社から連絡が来ます。
そう、デビューの打診です。
そうなれば、はい、もうあなたはラノベ作家ですね。

2⃣ネット文学賞で受賞する
ネット上でほぼフルシーズン行われているネット文学賞。
そのほとんどは、上位入賞者に対して『出版確約(検討)』という副賞がついています。
ですので、受賞すればほぼ間違いなく、あなたはラノベ作家ですね。

これが、数少ないデビューへの道のりです。

■人気作への道は……厳しい。

よし、じゃぁ人気作を書いて作家デビューだ!
と、意気込んだあなた……ちょっとまってください。
じつはこの道、かなり厳しい道のりと言わざるをえないんですよ。

現在、大手ネット小説サイト『小説家になろう』内にある小説の数は

なんと997,808作品!!

……途方もない数ですね。

そして、人気作になるのは……。
この作品群の中で群を抜いて優秀な作品でないといけません。
しかも、これは最低条件です。

というのも、そんな群を抜いて優秀な作品の大半は、この膨大な作品数に普通に埋もれてしまうからなんですね。
要は隠れた名作というやつで、これでは出版打診の話はほぼ来ません。
なんせ、隠れてますからね。
もちろん『隠れた名作』といわれるのは嬉しいことですが、デビューへの道においてはなんの価値もないのです。

つまり、優秀作(名作)=人気作ではないんですね。

では、なにが必要なのか。
それは、血のにじむような小説を書く意外の努力によって
バズバズとバズり散らかすこと。

これが、最低限をクリアしたあとの必要条件。

ではその小説を書く以外の努力とはなんなのか。

・まずは宣伝。
ツイッターなどのSNSを使って効果的な宣伝文句で宣伝する。
人が見ている時間、タイミングを狙って的確に、しかも何度も。
……で、これで人が増えるのか。
といえば、残念ながらその効果たるや、まあ微々たるもの。
でも、しないなんて選択肢は、論外です。

・次にコミュ力。
感想を書いてもらう、評価してもらう、宣伝活動を手伝ってもらう……etc.
頑張ってコミュ力を発揮して人と仲良くなり『あなたの感想書いてあげるからわたしのも!』なんて話を切り出して(これ基本NG行為ですが)、なんとかビューを上げていく。
……て、これもかなり頑張ってうまく行ったとしても大した効果は出ません。
さらに、わかりますよね、コミュ力があったら家で小説書いてねぇよ!(個人的感想です)て、人、多いはずです。

・最後に、幸運。
実はこれがけっこう大きい。
そう、あとの頼みは幸運です。
これに関してはもう……ね、ほんと、神様お願い!ですね。

うん、無理そうだ。と、思ったあなた。
まだです、話はここからですから。

■小説の実力だけで勝負したいならネット文学賞一択

どうやら、自分にはバズり散らかす力はない。
小説は書ける気がするけど、コミュ力がぐんと育つ未来は見えない。
運がない、絶望的に運がない。

そんなあなた、でも大丈夫、だからこその。

ネット文学賞

なのです。

まず、ネット文学賞に応募する条件はだいたい一つしかありません。
それが10万字(賞によってやや違いますが)程度の作品をネットに上げていること。
それだけ。
もちろん、10万字と聞くと今は頭がくらくらするかもしれませんが、小説をある程度書いているとけっこう簡単になってくるもの。
大したハードルではありません。

そして、応募したあとは、運営により選考。
おもしろいかおもしろくないか、売れるか売れないか。
それだけをプロがしっかりと見て判断する、それだけです。
つまり、ここで行われるのはガチンコ勝負。
ビューが多いとか感想がすごいとかランキングがどうとか、そんなのまったく関係ない小説の力だけによる戦いです。

ホントかなぁ?って思いました。
結局人気作が選ばれるんじゃない?とか。

でも、じっさい、ビューひと桁で受賞なんて人も少なくありません。
わたしが受賞したときも、取り立てて人気作ではなかったですし、ましてやランキングなんて……(遠い目
それでも、デビューできます、作家になれます、印税入ります(笑

そう、つまりあなたが目指すべきは。

ネット文学賞

で、決まりなのです。


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